Movable Type Enterpriseには、「プラグイン」と呼ばれる機能拡張ソフトウェアが多数提供されています。プラグインを追加することによって、Movable Type Enterpriseに機能を加えたり、新しいテンプレート・タグなどが利用できるようになります。プラグインは、プラグイン専用のディレクトリに格納された「Perlスクリプト」です。Movable Type Enterpriseが初期化されるとき、プラグインもすべてロードされ、Movable Type Enterpriseのコードとシステムが実行時に変更されます。なお、「.pl」の拡張子を持ったファイルだけがプラグインと見なされ、自動的にロードされます。
数多くの企業や個人がMovable Typeのプラグインを開発し、その多くは無料で提供されています。米Six Apart社のサイト内にあるプラグイン・ディレクトリでは、たくさんのプラグインがジャンルごとに紹介されています。
多くのプラグインは、プラグイン専用のディレクトリ「plugins」にファイルをアップロードすることで、インストールが完了します。中には「lib」ディレクトリや「extlib」ディレクトリにもファイルをアップロードする必要があるものもあります。「plugins」ディレクトリは、「mt.cgi」ファイルと同階層にある必要があります。詳しくはそれぞれのプラグインのインストールガイドを参照してください。
なお、Movable Type Enterpriseには、標準で3種類のプラグインがあらかじめインストールされています。
[プラグイン]ページでは、現在システムにインストールされているプラグインの確認や、各種設定ができます。
このページにアクセスするにはメイン・メニューにある[システム・メニュー]の[プラグイン]をクリックするか、ナビゲーション・メニューの[システム・メニュー]をクリックし、次にシステム・ツールバーの[プラグイン]をクリックします。
このページには、システムにインストールされているすべてのプラグインが一覧表示されます。各プラグインの名称の右側に「利用可」と表示されていれば、そのプラグインが利用できます。[利用しない]をクリックすると、そのプラグインの機能は利用できなくなります。
プラグインによっては[ドキュメント]や[プラグインについて]といった項目があり、クリックすると、そのプラグインの解説ページなどが表示されるようになっています。また、一部のプラグインで表示される[設定を表示]をクリックすると、そのプラグインの設定画面が表示されます。