Movable Type Enterprise 1.5 マニュアル: テンプレートの編集/新規作成
テンプレートの編集/新規作成
テンプレートは、それぞれの内容と設定を編集できます。多くの場合、設定部分を変更する必要はありませんが、テンプレートの内容については、デザインが確定するまでは頻繁に変更する必要があります。また、運用開始後も必要に応じて編集が必要になる場面も出てくることでしょう。Movable Type Enterpriseのサイトデザインにあたっては、このテンプレートの編集/新規作成画面を最も頻繁に使うことになります。
テンプレートの編集
テンプレートの編集は、次のように行います。
- 全画面左側にあるブログ・ツールバーの[テンプレート]をクリックして[テンプレート]の一覧画面を表示します。[テンプレート]の一覧画面は、テンプレートの種類に分かれたタブ・ページから構成されています。
- テンプレート名をクリックし[テンプレートを編集]ページを表示します。
- テンプレートと属性を編集するためのフィールドについて編集します。テンプレートの種類によっては、表示されないフィールドもあります。
- [テンプレート名]
- これは、テンプレートの一覧画面で選んだテンプレートの名前です。システム・テンプレートでは、テンプレートの名前を編集できません。
- [出力ファイル名]
- インデックス・テンプレートを編集するときには、テンプレートの出力先のファイル名を指定する必要があります。例えば、メインページ・テンプレートの出力ファイル名を「index.html」などと指定します。出力ファイルは、インデックス・テンプレートだけに適用されます。出力ファイル名は、あなたのサイト・パスに対しての相対パス(例えば「file.html」など)や、ファイルシステムのルートからのフル・パス(例えば「/full/path/to/file.html」など)にもできます。
- [再構築オプション]
- インデックス・テンプレートの再構築の際に、指定したテンプレートを再構築の対象にするか否かを指定できます。通常は、[インデックス・テンプレートを再構築するときに、このテンプレートを自動的に再構築する]を[オン(初期設定の状態)]にしてください。CSSファイルは、記事を更新するたびに再構築する必要はありません。このように、記事を追加しても内容を更新する必要のないテンプレートについては、新しいエントリーの再構築に負担をかけないよう、この設定を[オフ]にしておいた方がよいでしょう。[オフ]にした場合は、[テンプレートを編集]ページの下にある[保存と再構築]ボタンをクリックすれば、テンプレートの再構築が行われます。
- [このテンプレートにリンクするファイル]
- ユーザーの中には、テンプレートの編集時に、この画面ではなく、テキスト・エディタや専用のウェブ・ページ・エディタを使う方もいるかと思います。そうしたユーザーのために、テンプレートを外部のファイルにリンクするオプションが用意されています。このオプションでは、外部のファイルを編集しているときに、Movable Type Enterprise内でも複製のファイルを生成して、その外部ファイルと同期します。新しいテンプレートの内容を空欄のまま作成し、既に存在しているファイルにリンクすると、そのファイルの内容がテンプレートに読み込まれます。ただし、テンプレートの中身を指定し、既存のファイルにリンクすると、そのリンクしたファイルの内容は、指定したテンプレートの中身に置き換わります。
- [テンプレートの内容]
- テンプレートの内容が表示されます。この内容を必要に応じて修正します。テンプレートの内容を修正する際は、テンプレート・タグ、Movable Type Enterpriseタグ・リファレンスを参照してください。
- [保存]ボタンをクリックして、変更を保存します。
テンプレートの新規作成
テンプレートの新規作成は、次のように行います。
- テンプレートの一覧画面を表示します。
- タブの右側にある[テンプレートを新規作成]をクリックします。あとはテンプレートの編集と同様の操作です。