Movable Type Enterpriseは、強力なウェブ・パブリッシング機能を備えたコミュニケーション・プラットフォームです。日々更新され増加するコンテンツを簡単に運用管理できるように設計されています。また、ウェブ・コンテンツを中心にしたコミュニケーション機能により、従来のシステムでは実現できなかった「未分類な情報を創造し、発見するプラットフォーム」をお届けします。
Movable Type Enterpriseの主な特長です。
Movable Type Enterpriseの特長として大きいのは、誰でも手軽にウェブ・ページを作成できるという点です。これまで、ウェブ・ページを作成するという作業は、いろいろな手間や時間がかかり、煩雑なものでした。特にHTML化するまでの作業や、ウェブ・ページ間のリンク切れといった不整合の防止は、サイト管理者の負担を大きくしていました。Movable Type Enterpriseは、このような課題を大幅に改善したウェブ・パブリッシングツールです。実際にウェブ・ページができるまでのステップを紹介します。
また、ウェブ・ページの作成の中核であるテンプレートでは、目的別に以下の種類のウェブ・ページを作成します。
以上のように、ウェブ・ブラウザーで投稿されたエントリーに基づいてウェブ・ページを出力するだけでなく、カテゴリーや時間といった情報で整理したページを出力できること、各ウェブ・ページが管理プログラムが自動的に作成するために、リンク切れといった不整合が発生しないこと、これらが特長の1つになります。
これまでのコミュニケーションのツールの代表は、電子メールでした。今や電子メールはインフラといっても過言ではありません。しかし、電子メールは発信側が相手を決めるというツールであり、伝えたい相手に送ることはできても、知りたい相手に送ることはできません。また、企業内でのコミュニケーションツールとして利用される、ウェブ・ブラウザーで利用するグループウェアも、常にアクセスしなければいけないという理由から、煩雑になりがちでした。
Movable Type Enterpriseをはじめ、ブログ・ソフトウェアは、そのサイトの更新情報をRSSというフォーマットで配信する機能を提供しています。特にMovable Type Enterpriseでは、テンプレート技術により、カテゴリーや目的別に更新情報を生成、配信できます。このRSS配信技術により、情報を必要としている利用者が主体的に最新情報にアクセスできます。
Movable Type Enterpriseで構築された各エントリーには、コメントを投稿するフォームが用意されており、誰もが簡単に質問やフィードバックができます。また、逆方向のハイパーリンクともいえるトラックバック技術により、あるエントリーを参照した他のエントリーへのリンク情報を、付加することができます。これにより、知りたい情報により深くアクセスできるようになります。
このように、RSSによる更新情報の配信とコメント、トラックバックといったフィードバックにより、ウェブ上でのコミュニケーション・サイクルが自然に醸成できます。また、Movable Type Enterpriseでは、電子メールとの連携ができており、エントリーの投稿を電子メールで通知したり、コメントやトラックバックといったフィードバックを受けたことを電子メールで知ることができます。