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Movable Type オブジェクト・リファレンス

MT::Comment

概要

use MT::Comment;
my $comment = MT::Comment->new;
$comment->blog_id($entry->blog_id);
$comment->entry_id($entry->id);
$comment->author('Foo');
$comment->text('This is a comment.');
$comment->save
    or die $comment->errstr;

解説

MT::Commentは、Movable Typeシステムのコメント1件を表します。コメントの内容だけでなく、コメントに関するメタデータ(投稿者名、メールアドレス、ウェブサイトURL、IPアドレスなど)も含みます。

利用方法

MT::CommentMT::Objectのサブクラスで、MT::Objectのデータ管理およびデータ保存用のメソッドをすべて継承しています。新規オブジェクトの生成、既存オブジェクトの読み込み、オブジェクトの保存などの詳細は、MT::Objectを参照してください。

データ・アクセス用メソッド

MT::Commentオブジェクトは次のデータを格納します。これらのフィールドは、MT::Objectのドキュメントで説明したような標準的なデータ・アクセス用メソッドで参照あるいは設定できます。

id

コメントのIDです。

blog_id

そのコメントがつけられたブログのIDです。

entry_id

コメント先のエントリーのIDです。

author

コメントの投稿者名です。

commenter_id

コメント投稿者の投稿者IDです。そのコメントが登録済みの投稿者によるものである場合にのみ値が入ります。ブログの環境変数allow_unreg_commentsがfalseの場合は、登録済み投稿者しかコメントできません。

ip

コメント投稿者のIPアドレスです。

email

コメント投稿者のメールアドレスです。

url

コメント投稿者のウェブサイトURLです。

text

コメントの内容です。

visible

そのコメントを公開するように設定してある場合、trueを返します。承認を必要とするコメントが承認待ち状態の場合は未公開になります。

created_on

コメント・レコードの作成日時を示す、"YYYYMMDDHHMMSS"書式のタイムスタンプです。タイムゾーンの設定に合わせたタイムスタンプになることに注意してください。

modified_on

コメント・レコードの最終更新日時を示す、"YYYYMMDDHHMMSS"書式のタイムスタンプです。タイムゾーンの設定に合わせたタイムスタンプになることに注意してください。

データの検索

コメント・レコードの検索では、IDによる検索の他、次のフィールドの任意の組み合わせによる検索やソートを行うことができます。詳細は、MT::Objectloadメソッドの説明を参照してください。


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