AttachFileLE
AttachFileLEプラグインは、各エントリにファイルを添付することを可能にするプラグインです。
動作環境
AttachFileLEプラグインは、Movable Type Enterprise 1.5以上で動作します。
AttachFileLEプラグインは、Movable Type 3.xの環境をサポートしていません。
インストール
本パッケージに含まれるpluginsディレクトリ内のAttachFileLEディレクトリを、アプリケーション・ディレクトリ(Movable Type Enterpriseを実行スクリプトやライブラリを保管するディレクトリ)内のpluginsディレクトリの下にコピーします。
設定方法
- システム・ツールバーまたはプログ・ツールバーで、設定を選択します。
- タブからプラグインを選択します。
- 現在導入されているプラグインの一覧からAttachFileLEを選択します。
- 設定を表示リンクをクリックし、AttachFileLEプラグインの設定画面を表示します。
- アップロードするディレクトリに添付ファイルを保存するディレクトリを、ブログの公開ディレクトリからの相対パスで入力します。
- 最後に変更を保存ボタンをクリックします。
利用方法
- エントリ編集画面に以下の添付ファイル入力のインターフェースが追加されます。ログインしている投稿者にファイルアップロードの権限がない場合は表示されません。
- 参照...ボタンを押して、ファイルを選択し、そのファイルのタイトルを入力してください。タイトルを入力しなければ、ファイル名から拡張子を消去したものがタイトルとなります。選択されたファイルは、エントリの保存時にアップロードされ、そのエントリと関連付けられます。
- アップロードされたファイルは、後から、タイトルの変更や削除を行うことが可能です。ただし、そのファイルを添付した人のみ可能となります。ファイルの削除は削除欄にチェックをし、エントリを保存した時に削除されます。間違えてエントリの削除を行わないように注意してください。
- 添付されたファイルは、エントリの削除時に一緒に削除されます。
- サーバ上に保存されたファイルのファイル名は独自のものとなります。オリジナルのファイル名とは異なりますので、注意してください。
「AttachFileLE」プラグインをインストールすると以下のタグが使えるようになります。
- MTAttachFiles
- 現在のエントリの添付ファイルを列挙するためのコンテナタグです。このタグの間で、添付ファイルの情報を取得できます。
- ext
- 拡張子でフィルタリングします(「.(ドット)」は含みません)
- directory
- アップロード先のディレクトリ名でフィルタリングします
- MTAttachFileCount
- 現在のエントリに添付されているファイルの数を表示するための変数タグです。
- MTAttachFileDirectory
- 現在の添付ファイルのアップロードされたディレクトリ名を表示するための変数タグです。
- MTAttachFileExt
- 現在の添付ファイルの拡張子を表示するための変数タグです。
- MTAttachFileFilename
- 現在の添付ファイルのファイル名を表示するための変数タグです。
- MTAttachFileOriginalFilename
- 現在の添付ファイルのアップロードされる前の元のファイル名を表示するための変数タグです。
- MTAttachFilePath
- 現在の添付ファイルのアップロードされているフルパスを表示するための変数タグです。
- MTAttachFileTitle
- 現在の添付ファイルのタイトルを表示するための変数タグです。
- MTAttachFileURL
- 現在の添付ファイルのアップロードされているURLを表示するための変数タグです。
- MTAttachFileIfExists
- 現在のエントリにファイルが添付されているかどうかを判断する条件タグです。
制限事項
- AttachFileLEプラグインは、Movable Type 3.xの環境をサポートしていません。
- 新規に作成したエントリーにファイルを添付し、確認ボタンを押してエントリーのプレビュー表示させた状態で保存し、編集画面に戻るボタンを押して編集画面に戻った時、再度添付ファイルを指定する必要があります。