Movable Type News
Movable Type 5.2 を本日より正式出荷
Movable Type 5.2を、本日より正式に出荷開始します。すでに「Movable Type 5」のライセンスをお持ちの方は、本日より無償で「Movable Type 5.2」にアップグレードいただけます。
また、9月28日まで実施しているMovable Type 無制限版20%割引キャンペーンでも最新版のMovable Type 5.2を購入頂けます。
Movable Type 5.2 は、柔軟なシステム設計を可能にするクラウド・コンピューティング環境への対応を強化し、クラウドの利点を最大限に利用できるようになりました。また、リッチテキストエディタを全面的に変更。入力・編集しやすいエディタ環境により、ブログやウェブサイトの更新がさらに快適になりました。
またMovable Type Advancedは、Movable Type 5.2に対応するほか、クラウドに最適化されたマイクロソフト社のOS「Windows Azure」に新たに対応し、2012年12月初旬より出荷開始する予定です。プラットフォームレベルでクラウドに対応した技術を採用することにより、アプリケーションサーバーやデータベースサーバーのバージョンアップにおいて運用負担を大きく軽減することが可能となります。
新機能、機能改善
以下の機能実装および機能改善が行われました。
nginx+PSGIによる運用対応
nginx(エンジンエックス)は、軽量で高速な処理が特徴のウェブサーバーで、この数年で大きくシェアを伸ばしています。また、PSGI(Perl WebServer Gateway Interface)はウェブアプリケーションとウェブサーバーを接続するためのインターフェース仕様で、nginxと組み合わせて使うことで、Movable Typeの動作の高速化が期待できます。Movable Type 5.2 では、PSGIに正式に対応することで、nginxをはじめとする高速なウェブサーバーでの運用を実現します。
新しいリッチテキストエディタ
フォーマットをリッチテキストに設定すると、WYSIWYGモードでの記事編集が可能となります。WYSIWYGモードでの記事編集では、入力支援ボタンが刷新されました。今まで以上に、細やかな設定が可能です。
フルスクリーンモードを使うと、全画面を使って記事編集を行うモードに切り替わります。もう一度クリックすると、通常の編集画面に戻ります。
また、編集画面(ウェブページ、ブログ記事共)に、任意のCSSを指定することができます。CSSの指定を行うと、編集時にCSSによる装飾が有効となります。ウェブサイト、ブログごとに、それぞれ異なるCSSを設定することが可能です。
サイトパス制限
高度なセキュリティ・ポリシーを実現するため、Movable Type 5.2 では、ウェブサイトの作成を指定のパス配下に制限できる機能が実装されました。
SMTP認証に対応
SMTP認証(SMTP Authentication)によるメール送信が可能となりました。
カスタムフィールドおよび再構築のパフォーマンス改善
カスタムフィールドのパフォーマンスを改善しました。カスタムフィールドを利用してるブログ、ウェブサイトなどの再構築を高速化しました。
その他、Movable Type 5.2 の詳細については、以下の記事をご覧下さい。
Movable Type のくわしい使い方や、タグリファレンス、開発者向けのドキュメントなどは、MovableType.jp で公開しています。プラグインやテーマは、プラグインディレクトリをご覧ください。