広報ブログ
シックス・アパートの広報より、社内のさまざまなトピックをお届けします。
今年のエイプリルフールのお話
こんにちは。シックス・アパートの高橋です。
昨日はエイプリルフール。インターネット上では毎年さまざまな企業・団体・個人が全力でこの日のために事前に仕込んだネタを炸裂させ、お祭り状態になるエイプリルフール。
シックス・アパートは今年も、年々激しくなっていくエイプリルフール祭りに本気で取り組みました。2008年は採用情報で「住職の募集」(本当に応募があった!)、2009年はやる夫のパロディで「やる夫がMovable Type をアップグレードした理由」のコンテンツの公開。
そして今年は、Movable Type 5にインストールすることで、1990年代風の懐かしいデザイン・動きを再現、「ホームページ」風のブログをすぐに構築することができるMovable Type 5のテーマ、「スーパーホームページテーマ 1.0」を4月1日限定で配布しました。
年々仕込みの規模がでかくなっているのも事実、でもこうでもしないとエイプリルフール祭りで戦えません。
「スーパーホームページテーマ 1.0」は、Word Artのようなナビゲーションボタンなど、前世紀風の懐かしさを感じるデザインであるにもかかわらず、文字が左右に動く動作や、マウスカーソルにアイコンがついてくる等の動作は今世紀の最新技術「jQuery」で実装し、XHTMLにも準拠しているもの。
このテーマは、シックス・アパートのMT開発チームが総力を上げて作成した、まさに「プロの犯行」(by dankogai氏)。
エイプリルフールといえど公式に配布するものなのだから、「XHTMLは順守、テーブルやmarqueeなどは使わないでソースコードは美麗に」のコンセプトのもとに、見た目はアレなのに中身はとても美しいテーマのファイルでした。
これは、MT5から新機能として追加された「テーマ機能」(テンプレートや、カスタムフィールド、カテゴリーなどを、まとめて『テーマ』として保存し、作成したテーマを、他のMovable Typeにインストールしたり、インターネットで配布できる機能)を、エイプリルフールという祭りを通してMTユーザーの皆さまに親しんでいただき、今後テーマで遊んでいただくきっかけづくりをしたかったからです。
けっしてただの悪ふざけではなく、もっとユーザーの皆さまに「テーマ機能をつかって欲しい!!」という思いから「スーパーホームページテーマ1.0」を作り上げました。
そして「スーパーホームページテーマ1.0」を適用させて少しカスタマイズをしたデモサイトも公開しました。
それが「しっくす・アパートの部屋」。秘密のポエム含めコンテンツのほとんどは私が作りました(ほんの少しだけ関が書いています)。こちらは、大いに悪ふざけをしています。もしかしたらしすぎたかもしれません(笑)。
しかしおかげで、この「しっくす・アパートの部屋」はtwitterやはてなブックマークなどのソーシャルメディアでは、
「ソースのポエムがw」など、祭りの仕掛け屋冥利につきるニヤニヤしちゃうようなコメントをたくさんいただきました。
「Sorry, Japanese only! が懐かしすぎて泣いたw」
「ちょw 6A 始まりすぎだろ......!」
「やっぱり私の一番はシックス・アパートでした。」
このしっくす・アパートの部屋は、ネット上で話題になった様々なコンテンツをパロディにしたネタが満載です。パロディ元のサイトや参考にしたサイトは「しっくす・アパートの部屋」のお役立ちリンクに掲載しています。
その中でも「去年のヘテムルの完全パクリ?」というコメントもたくさん頂いたのですが、「1990年代の懐かしいホームページ、秘密のポエム」とネタ要素でいうと完全に2番煎じだと思います(でもこの企画を考えたときはヘテムルのエイプリルフールのサイト知りませんでした、すいません)。でも、それ以外のパロディコンテンツ、「そもそもはMT5のテーマの配布のためのデモサイト」という点を見れば、コンセプトは被ってなどいないのですよ!(と、ここで言ってみる)
しかしヘテムルのほーむぺーじは最高です。シモダさんのインタビュー、腹がよじれました。
お陰さまでソーシャルメディアでの評判も上々、PV(ページビュー)もテーマのダウンロード数も想定していた以上の数値でした!この場を借りてシックス・アパートのエイプリルフール祭りに加担していただいた皆さまに御礼を申し上げます。
「しっくす・アパートの部屋」は、ほとぼりが冷めるまでもう少しだけ公開したままにしておきます。「スーパーホームページテーマ1.0」はすでに配布を終了していますが、「ダウンロードし忘れたので、どうしても欲しい!」と言う方はこの広報ブログにコメントいただければ対応いたします。
今年は仕込みを頑張りすぎて、当日すでにぐったりしてしまいました。ただ来年も何かできたら良いと思いますので、期待して待っていて下さい!