広報ブログ
シックス・アパートの広報より、社内のさまざまなトピックをお届けします。
シックス・アパートは節電対策のため、夏期の毎週水曜日は自宅作業です
こんにちは。
シックス・アパートの高橋です。
福島第一原子力発電所の事故などを受けて電力の供給量が減っていることで、政府は夏季における電力のピーク需要をまかなえないと判断し、東京電力や東北電力のエリアにある事業所に対して、昨年比15%の電力削減の要請をしています。
大手企業の節電対策はNAVERにまとめられていました。
シックス・アパートととしては、トイレの電気は必要時のみ付ける、帰社時にはパソコンの電源をオフにする、オフィスも「冷房サイド」(エアコンを使う)側と、「自然風サイド」(窓を開けて扇風機などを活用する)側に分けるなどの節電対策をしています。
このように会社の真ん中をビニールのカーテンで区切って、エアコンの影響範囲を最小限に。
奥の方では、自然風エリアの住人が避暑しているのがわかります。
自然風エリアは結構暑いです。こんな姿になりつつコード書いてます。
そんな節電対策の他に、シックス・アパートでは、
7月〜8月の夏期の間、毎週水曜日は自宅作業の日と定めています。
会社に出社しないと業務の遂行が難しい職種の場合は水曜日を定休にしその代わりに土曜日に出社にする、また営業職等はもちろん水曜日も外出する場合もあるなど、社員の業務内容よってケースは様々ありますが、基本的には全社員が対象です。
7月からシックス・アパートでは「水曜日を自宅作業の日」の運用をしていますが、今のところ問題は発生していません。
この「週に1度の自宅作業」は節電対策の一環としてスタートしていますが、個人的に業務形態としてすごく良いと感じています。列挙していくと、
通勤時間(私は往復で2時間かかる)から解放される
満員電車で過ごす2時間から解放され、その時間でいろんな事ができます。2時間あればかなりの量の仕事がこなせるし、プライベートの時間にも余裕ができます。
作業に集中できる
電話もかかってこない、打ち合わせが1件も入らない、自宅では好きな音楽をかけたり、好きな体勢(笑)で、誰にも邪魔されず仕事することができます。
私の場合、まとまった時間を要する作業(調べ物や資料作成など)はできるだけ水曜日のタスクとしてとっておくようにして、この日に一気に片付ける、というワークスタイルが確立されてきました。
その他個人的に嬉しいこと
平日自宅作業だと、週の中日に洗濯できる、ふとんが干せる、荷物の受取りが出来る、昼ごはん代が節約できる、平日でないと出来ない用事(役所)とかが可能になる...などなど。
ただし、この勤務体系が可能な企業とそうでない企業はまちまちなのでしょうね...。
これを実現するためには、それなりにハードルがあると思っておりまして、
社員の自宅に業務遂行可能なPCがある
自宅からでも社内システムに安全にアクセス可能なITインフラ
は大前提です。
基本的にシックス・アパートは、元々個々のセルフマネジメントが求められる企業文化であること(タイムカードなど、社員の勤怠状況を逐一管理するようなシステムはありません)、そして、社員の半分近くがエンジニアなので、PCとネットさえあればどこででも仕事ができる、というタイプの人がもともと多い、それ以外の業種の社員でも基本的にITスキルは総じて高いため、「週に1度の自宅作業」の日があっても企業活動が損なわれることなく業務が回っているのだと思います。
(もちろん自宅作業の日の業務内容はきちんと報告する事になっています)
個人としては週に1度の自宅作業でとてもいい感じに仕事が出来ているので、夏の間だけと言わず、今後も続けていただけるといいなあ、と思っております。