導入事例

デコジャパン株式会社 コーポレートサイト - Movable Type ソフトウェア版 導入事例
岡崎市民会館 公式サイト - Movable Type ソフトウェア版 導入事例
一般社団法人 西東京市伝統文化育成会 公式サイト - MovableType.net 導入事例
画家 小高朋恵 公式サイト - MovableType.net 導入事例
株式会社フラワー不動産 ウェブサイト- Movable Type クラウド版導入事例
浅野肖像画工房 公式サイト - MovableType.net 導入事例
株式会社ヨシダ工業「Glanz(グランツ)」ウェブサイト- Movable Type 導入事例

ライフメディア「iMiリサーチバンク」がMovable Typeを使う理由

株式会社ライフメディア様
ビジネス誌や出版社からの引用に関する問い合わせが増えました。検索エンジン経由でのトラフィックが増加しているので、調査結果が引用され、報道などに役立っているようです。

株式会社ライフメディアが運営する社会調査発表サイト『iMiリサーチバンク』では、ニュースや生活スタイルなどのテーマについて、調査結果を定期的に発表している。新聞や雑誌、ブログなどに多数引用される調査の有効性を支えるのは、約44万人の会員が支える会員制アンケートサイト『iMiネット』だ。調査そのもの、および結果発表にもブログを活用するメリットは何だろうか。

ブログに集約すれば過去のリサーチが活きる

『iMiリサーチバンク』のスタートは古く、前身の『iMi調べ』や『iMi生活者リポート』を含めれば1996年から続いている。調査内容は、「PC・インターネット」「生活」「芸能」など12ジャンルに分けられた多様なテーマについて、『iMiネット』会員からのアンケート結果をまとめたもの。この結果発表がブログスタイルになったのは、2005年12月からと比較的最近である。「これまでは調査結果のまとめ、グラフ、会員のコメントなど詳しい内容をHTML化してサイトにアップしていたのですが、ページ作成の負担が大きかったためブログ採用に踏み切りました。同じフォーマットで誰でも更新できるので、週1~2回更新のペースを守りやすくなっています。関連するiMiネットでの表示の更新にRSS機能を使うこともができ、リンク作成などの手間も軽減されています」と、LQV推進室の遠島啓介さんはCMSとしてのメリットを重視している。

さらに、過去の調査結果をHTMLからブログのエントリーに置き換える作業も進められており、1997年の調査内容までサイト上で閲覧することができる。これには、単なる見た目の統一を越えた意味があった。「ブログの方が検索性が高く、古いテーマのエントリーを見つけやすいのです。最近も『日本語の乱れ』に関する過去の調査結果を引用したいという問い合わせがありました(遠島さん)」とのこと。社会調査の中には、過去の調査結果と比較することで意味を持つテーマが数多くある。iMiリサーチバンクには、会社員のボーナスに関する調査など、定点観測的な内容も多く含まれている。過去の調査に関するエントリーを素早く見つけ出し利用できることで、社会調査の価値が上がるのだ。

リサーチ結果にSEO効果

社会調査は、結果を報道などに引用されることに意味がある。ブログ化して以来、「ビジネス誌や出版社からの引用に関する問い合わせが増えました。検索エンジン経由でのトラフィックが増加しているので、調査結果が引用され、報道などに役立っているようです。大学生のレポートに引用したいという問い合わせもありますね(遠島さん)」との効果が見られるという。SEO効果により、社会調査の価値も高くなっているのだ。個人のブログにトラックバックされる件数も少しずつ増えており、ブログ化がリサーチの認知度に貢献しているという。

トラックバックを使って意見を集約

ライフメディアでは、ブログの機能そのものを調査に活かす試みも積極的に行っている。5月にスタートした『iMiくちコミblog』は、『iMiネット』会員の個人ブログからトラックバックを集めるというユニークなアンケートだ。調査テーマ記事のトラックバック自体が、回答者の意見を反映できるよういくつかのタイプ(賛成・中立・反対など)に分かれている。会員は自分の意見を反映するトラックバックを選択するだけで、アンケートに回答できるというものだ。回答と集計の手間を軽減するこのスタイルなら、アンケートの閲覧性も高い。「こうしたカスタマイズをしやすいのも、Movable Typeを選択した理由ですね(遠島さん)」とのことだが、もともと開発陣が積極的で意欲が高いライフメディアならではのブログ活用法といえる。



iMiネット会員用サービス『iMiくちコミblog』のトップページ

■iMiネットを支えるブログ。会員のモチベーションアップにも活用

iMiリサーチバンクの信頼できる社会調査を支えるのは、iMiネット会員の調査に対するモチベーションだ。会員には、商品券などと交換できるポイント制を導入しているが、長く続けているとアンケート回答に「疲れ」が出てくるのも事実だ。そこで、「ブログの機能を活かし、参加型アンケートクイズなどのコンテンツ提供を始めました。『おにぎりの具は何が好き?』など気楽に楽しめる設問を用意すると、『回答にすじこがないのは納得がいかない』など積極的にコメントしてくれる人も増えるのです(遠島さん)」というように、マーケティングなどを意識しなくてよい「遊び」の部分が会員への刺激となり、「ひとこと言いたい」という意欲を高める結果になる。コンスタントに1500件以上の有効回答を得ているiMiリサーチバンクの調査の信頼性は、ブログ機能の積極的な活用が支えていたのだ。

ライフメディア iMiリサーチバンクの事例データ
・Movable Type 通常ライセンス(ライセンスパック)
・サイトを公開したのは:2005年12月1日
・はじめた理由:調査データを一元化し、更新の手間を軽減する。さらにデータ引用もしやすくするため
・制作を担当したのは:自社にて
・何か手ごたえはありましたか?:各種メディアからの調査データ利用に関する問い合わせが増えた

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