導入事例

デコジャパン株式会社 コーポレートサイト - Movable Type ソフトウェア版 導入事例
岡崎市民会館 公式サイト - Movable Type ソフトウェア版 導入事例
一般社団法人 西東京市伝統文化育成会 公式サイト - MovableType.net 導入事例
画家 小高朋恵 公式サイト - MovableType.net 導入事例
株式会社フラワー不動産 ウェブサイト- Movable Type クラウド版導入事例
浅野肖像画工房 公式サイト - MovableType.net 導入事例
株式会社ヨシダ工業「Glanz(グランツ)」ウェブサイト- Movable Type 導入事例

デジタルハリウッドがLekumo ビジネスブログを使う理由

デジタルハリウッド様
ウェブを作りたいと思っている人が見るわけですから、失望されるようなものであってはいけない。クォリティをきっちりと上げて、どこを見比べてもデジタルハリウッド以上のサイトはないといわれるようなサイトでなければならないんです。

デジタルクリエイター養成スクールの老舗・デジタルハリウッドでは、学校案内や体験講座の告知にTypePad(現 Lekumo ビジネスブログ)を使ったブログを活用している。ウェブ制作のプロ集団ともいえるデジタルハリウッドがTypePad(現 Lekumo ビジネスブログ)を選んだ理由は、"スクールの良さ"を伝える手段として、最も適していたからだという。

サイト全体はMovable Typeで、ブログはTypePad(現 Lekumo ビジネスブログ)で

デジタルハリウッドがブログを使い始めたのは2006年4月。更新しやすく自由度の高いCMSツールとしてMovable Typeを導入し、サイト全体を構築した。
その上で、さらにコンテンツの1つとして、学校ごとにブログを設けることになった。デジタルハリウッドは全国の各都市に学校があり、各校に特色がある。それを出していくために、新たにコンテンツを追加したのだ。
当初はMovable Typeで構築したが、まもなくTypePad(現 Lekumo ビジネスブログ)に移行した。本部でウェブサイトのディレクションを行っているスクール事業部プロモーショングループの山本義明さんは、その理由についてこう語る。

「Movable Typeは、自由度が高すぎたんです。各校によってやりたいことが違っているので、各々好きなことができすぎてしまうと、学校全体としての統一感がとれなくなってしまう危険性があった。そこで、制限を掛けやすいTypePad に移行することにしました。記事の更新に特化したものがほしかったので、その点でもTypePadが好都合でした」

「デジタルハリウッド」としての一貫性と、各校の個性を両立するためのツールとして、TypePad(現 Lekumo ビジネスブログ) がしっくりきたということだ。
大枠のガイドラインを決めた上で、記事の作成自体は各学校に任せられている。学校ごとに、卒業生の進路の紹介や、在校生の姿、開催されるイベント情報などの記事が逐次更新されている。
更新を担当しているのは、他業務も兼任で行う職員の人たちだ。
東京校の記事を担当している東京本校・ディレクターの原田紀子さんもその1人。

「東京本校の場合は、カテゴリーごとに担当者をつけています。たとえば、卒業生情報だったら、卒業生にコネクションのある人が担当しています。取材から記事の作成、更新まで、1人で行っているので大変ではありますが、楽しさもありますね」
記事の内容に関しては、基本的に各学校で責任を持つ。

「本部では、公開されたものを確認はしますが、それ以前のチェックは行いません。あまり本部で手を入れすぎると、ブログが営業ツールに変わってしまう。ブログは真実を伝えるツールでなければならないと思うので、外枠のみを決めて、あとは各校に任せています」(山本さん)

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東京本校ブログ。卒業生の声やイベント情報を積極的に盛り込み、東京本校の"良さ"をアピールするようにしている

読者のシビアな目に答えるブログからの情報発信

ブログの対象読者は、主にデジタルハリウッドへの入学を検討している人たち。高校卒業後の進路として選ぶ人ばかりでなく、デジタル業界への転職の第一歩として受講を検討している社会人も多い。
年齢層もかなり幅広く、10代から60代までに渡る。いずれにしても、今後の人生を変えるターニングポイントとして入学を考える人がほとんどだ。

「みなさんの目はシビアですね。それだけのお金を出す価値が、卒業後に得られるのかどうかを意識して選ばれています。実は私もデジタルハリウッドの卒業生なのですが、全く別の業界からデジタル業界へ転身を図るために入学しました。学校を決めるときに一番重要なのが、この学校に入ったことで自分の未来がどう変わるかということ。安心して任せられる学校かどうかの判断材料として、さまざまな情報を集めますが、そのときにブログが生きてくると思います」と語るのは、スクール事業部 プロモーショングループの栗田哲朗さん。

「ブログには、目線がユーザー側に近く鮮度も高いので、読者の感受性に響きやすいという面があります。訴求力が最も高いのはブログですね」(山本さん)
いままでも、卒業生の声や作品紹介などはウェブサイトや紙上で紹介してきたが、その良さをダイレクトに届けるには、ブログが最適だという。

「いままでは、体験講座の案内を載せるときも『こういう講座があるので受けに来てください』というスタンスだったのが、『講座ではこんなものができて楽しいですよ』という目線に変わってきた。視点が違うんです」(栗田さん)

より具体的なイメージを持たせるための手段として、ブログという枠組みが有効に働いているのだ。対象となる「デジタルクリエイターを目指す人」たちは、特にネット上の情報に敏感な人たちでもある。その人たちが「信頼できる」と判断してくれる情報とは何か。それを考えたとき、上から一方的に押し付ける形の情報提供方法ではなく、自分たちに近いと感じられる視点からの情報発信方法をとるのは正しい選択だといえるだろう。

「点を線にする」理想のブログを目指して

ブログの開設から約1年がたち、徐々に理想のブログの姿も見えてきた。今後は情報発信の拠点としてだけではなく、ネットワークのハブ的な役割も持たせていきたいと山本さんは今後の目標を語る。

「情報の鮮度や内容が良いことはもちろんですが、今後はトラックバックやコメントを使いこなしていきたいですね。たとえば、たくさんの卒業生や在校生が自分のブログからトラックバックを貼ってくれるようになり、いままで点でしかなかったブログが線でつながるようになれば成功だと思います。そうなれば、ブログを訪れた人がそのつながりをたどっていくことで、受講生の達成感や充実感、卒業後の仕事についてなどまでを知ることができる。そして、そういう人が関係している学校がデジタルハリウッドなんだと判断できるようになる。そこまでできるのがブログだと思っています」

デジタルクリエイタースクールの第一人者として、デジタルハリウッドに掛けられる期待は大きい。
「ウェブを作りたいと思っている人が見るわけですから、失望されるようなものであってはいけない。クォリティをきっちりと上げて、どこを見比べてもデジタルハリウッド以上のサイトはないといわれるようなサイトでなければならないんです」(栗田さん)

ブログを含むウェブサイトの評価が学校の評価にそのままつながるだけに、担当者の意識も高い。理想のブログの実現に向けて、今後どのように進化していくのか。入学検討者でなくても興味を引かれるところだ。

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今回お話を伺った山本さん、栗田さん、原田さん(左から)

■事例データ
Lekumo ビジネスブログ
・サイトを公開したのは:2006年夏
・はじめた理由:入学希望者に向けて、各学校の特色や現場の新鮮な情報を伝えるため
・制作を担当したのは:社内
・何か手ごたえはありましたか?:コミュニケーションの場としてブログが機能するようになった

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