Movable Type 3.2 マニュアル - 既知の問題 (制限事項)
現在のリリースで確認されている問題点を列挙しています。これらの問題は、将来のリリースで対処する予定です。
Movable Type 3.2で確認されている問題点 (制限事項)
- 既存のバージョンからアップグレードした際、アップグレードの操作を行った投稿者 (ユーザー) にシステム管理者権限が設定されます。
- Berkeley DBで構築している環境からアップグレードする際に、アップグレードの途中でエラーが発生する場合があります。本現象は、大規模運用で発生する可能性が高いため、大規模な運用を予定される場合はMySQL、SQLite等をご利用ください。
- Template Backup and Refreshプラグインは、ブログを新規に作成したときのテンプレート (デフォルト・テンプレート) の名をキーにして更新・バックアップを行います。テンプレート名を変更している場合は、テンプレートの更新ができなくなります。
- StyleCatcherプラグインを利用する際に、Windows版のInternet Explorerで画面のレイアウトが崩れる場合があります。
- カテゴリー名を「日本語」+「半角スペース」+「 日本語」のように設定すると、カテゴリー・アーカイブのディレクトリーが「_」のみになります。これは、dirify処理によるものです。カテゴリー名の設定には注意願います。
Movable Type 3.171で確認されている問題点 (制限事項)
- PublishCharsetをEUC-JPに設定した環境で、エントリーを投稿した際に、UTF-8と誤認識してしまい、管理画面上で文字化け表示をしてしまうことがあります。
Movable Type 3.17で確認されている問題点 (制限事項)
- ダイナミック・パブリッシングを有効にした状態で、アーカイブのテンプレート内で <MTComments lastn="1"> を有効にしても、最新のコメントではなく、一番古いコメントが表示されます。
- Movable Type 3.17 では、DBD::Pg 1.4 のデータベース・ドライバに不具合があるため、DBD::Pg 1.4 をお使いいただけません。
- 設定データを保存する必要のあるプラグインは、mt_plugindata.data コラムのタイプが適さないため、DBI::postgres と共にお使いいただけません。
- MySQL 4.1 では、"modified"(変更した)date 文字列は切断されます。たとえば、 <MTEntryModifiedDate> タグは正しく出力されません。
- テンプレートがファイルにリンクされているとき、ファイルへの変更事項は、ユーザーがテンプレートを表示して「保存」ボタンを押すまで、データベースに書き込めません。その結果、ダイナミック・パブリッシングではファイルへの変更事項は、ユーザーがテンプレートを保存するまでページに反映されません。
- 「複数のカテゴリーを設定する」ポップアップでのカテゴリーは階層構造で表示されません。
- MySQL、PostgreSQL、または SQLite を使っている場合、たとえ異なる親に属していても既存の名前を別のカテゴリーに付けることはできません。
- MTEntries の recently_commented_on アトリビュートは、MTEntries ブロックが MTSubCategories など制約を課すブロックに記述されている場合に、正しく機能しないことがあります。
- 「File extension for archive files」ボックスで、拡張子を持たないファイルを生成することはできません。
- サムネイルがアニメーションの GIF 画像から作成されると、サムネイルは崩れて表示されます。
- Windows XP (IIS サーバー)では、 <MTEntryTrackBackLink> を使って表示するトラックバック URL は、サーバーの設定を調節しない限り、機能しません。その手順は、Movable Type マニュアルの「トラックバック」にある「IIS サーバーでのトラックバックの設定」を参照してください。
- 改良されたエラー・チェック機能により、新しいカテゴリーは空欄にできなくなりましたが、既存のカテゴリーを編集・保存する場合には、依然として空欄にできます。
- エントリーに、画像ファイルや音楽ファイルなど容量の大きいバイナリ・ファイルの URL が含まれ、かつ、トラックバック先の自動検出を動作させる機能がオンになっている場合、そのエントリーは保存できないことがあります。
- run-periodic-tasks の実行時にエラーが発生すると、エントリーは「公開」ステータスになり、再構築されないことがあります。
- Internet Explorer のバージョンによっては、「クイックポスト」ウィンドウを最大化すると、エントリーのテキストがウィンドウ幅より広くなり、スクロールバーを隠すことがあります。
- ブログの読み込みまたは書き込み時に、Atom フィードの固有IDが変更することがあります。
- <MTComments> を lastn アトリビュートと使うと、ダイナミック・パブリッシング時にエラーを発生することがあります。
- 閲覧者が「エントリーをメールする」フォームを提出しても、確認メッセージは表示されません。
- 再構築のポップアップ・ウィンドウで「戻る」ボタンをクリックすると、ユーザーがその前に訪れたページではなく、再構築していた最後の操作のページに戻ります。フル・ページで表示されるエラー・メッセージでは、「戻る」ボタンをクリックしても、最後にユーザーがアクションを取ったページに戻りません。
- 2番目以降に作成したブログでは、カテゴリー・アーカイブが、デフォルト・テンプレートでメイン・インデックスに一覧表示されていますが、デフォル トでオフになっています。
- 異なる文字エンコードを使ったサイトからのトラックバック ping は、正しく表示されません。
- <MTEntryBasename> は、ダイナミック・テンプレートでサポートされていません。
- <MTCalendarCellNumber> は、ダイナミック・テンプレートでサポートされていません。
- <MTBlogLanguage> の新しい"locale"アトリビュートは、ダイナミック・テンプレートに値を返しますが、この値はスタティック・テンプレートの返り値と一貫しません。
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