SpamLookupは、悪質な業者などから送られてくる迷惑スパム、迷惑トラックバックなどを検知し、自動的に未公開にしたり、削除することができます。プラグインはLookups、リンク、Keyword Filterの3つからなり、それぞれを詳細に設定できます。
このプラグインは、受け付けたすべてのコメント/トラックバックのIPアドレスとドメイン名をチェックします。
送信元のIPアドレス/ドメインがブラックリストに含まれている場合、未公開もしくは迷惑コメント/トラックバックとして処理します。ブラックリストはDNSBL(DNS-based Blackhole List)と呼ばれる、スパムの送信元やスパムの中継を行うホストのIPアドレスを収集したデータベースが登録されています。SpamLookupには、あらかじめいくつかのDNSBLが登録されています。
受け付けたコメント/トラックバックのIPアドレスをブラックリストで検索します。ブラックリストにIPアドレスが含まれている場合の動作を、次から選択できます。
受け付けたコメント/トラックバックのドメインをブラックリストで検索します。ブラックリストにドメインが含まれている場合の動作を、次から選択できます。
迷惑コメント/トラックバックにするを選んだ場合、迷惑の判断基準値を変更できます。基準値は1( 迷惑度最大)から10(迷惑度ゼロ)まであり、指定した判断基準値より低い値のコメントとトラックバックは、迷惑コメント/トラックバックと見なされます。初期状態では1になっています。
受け付けたトラックバックの発信元IPアドレスと、発信元ブログのIPアドレスを比較し、異なった場合の動作を、次から選択できます。
日本で利用されているいくつかのブログサービスは、トラックバック発信元とブログのIPアドレスが異なる場合があり、迷惑トラックバックと見なされてしまう可能性があります。
ブラックリストでの検索除外するIPアドレス/ドメイン(ホワイトリスト)を登録できます。複数登録する場合は、改行して記述ください。設定を変更したら変更を保存ボタンをクリックします。
このプラグインは、受け付けたすべてのコメント/トラックバックの内容をチェックします。内容に指定した数を超えるリンクが含まれている場合、未公開または迷惑コメント/トラックバックとして処理します。リンクが含まれていないもの、すでに公開しているものを問題のないものとして設定することもできます。
このプラグインのほとんどの項目で、迷惑の判断基準値を変更できます。基準値は1(迷惑度最大)から10(迷惑度ゼロ)まであり、指定した判断基準値より低い値のコメントとトラックバックは、迷惑コメント/トラックバックと見なされます。初期状態では1になっています。
以下の3つのチェック項目があります。
項目 | 解説 |
---|---|
リンクの有無 | コメント/トラックバックにリンクが含まれていない場合問題のないものとして処理する。 |
未公開扱いの基準 | コメント/トラックバックに指定数以上のリンクが含まれている場合未公開とする。 |
迷惑コメント/トラックバックの基準 | コメント/トラックバックに指定数以上のリンクが含まれている場合迷惑コメント/トラックバックとする。 |
チェックを付けると、すでに公開したURLが含まれているコメント/トラックバックを問題のないものとして処理します。
チェックを付けると、受け付けたコメント/トラックバックのメールアドレスと、すでに公開したコメントのメールアドレスが一致した場合に問題のないものとして処理します。
このプラグインは、受け付けたすべてのコメント/トラックバックの内容をチェックし、内容に指定したキーワードが含まれている場合、未公開または迷惑コメント/トラックバックとして処理します。
未公開と迷惑コメント/トラックバックのそれぞれに、キーワード入力フィールドがあります。キーワードは1行に1つずつ記入します。また、Perlの正規表現を利用して記述することもできます。