先日発表された「Stack Guard Page 迂回の脆弱性」への対応についてお知らせします。脆弱性の詳細については、以下のサイトをご覧ください。
- Stack Guard Page Circumvention Affecting Multiple Packages - Red Hat Customer Portal
- CVE-2017-1000364 - Red Hat Customer Portal
- CVE-2017-1000371 - Red Hat Customer Portal
- CVE-2017-1000366 - Red Hat Customer Portal
あわせて、Apache httpd サーバーを利用している環境については、Apache HTTP Web Server における複数の脆弱性への対応を行っています。脆弱性の詳細については、以下のサイトをご覧ください。
Movable Type クラウド版
すべてのお客様の環境で、アップデートが完了しています。本アップデートに基づく、お客様の作業はございません。
※ 本件は、Movable Type クラウド版の自動アップデートを無効にしているお客様の環境もアップデート対象となっています。
Movable Type for AWS / Movable Type Advanced for AWS
Movable Type for AWS および Movable Type Advanced for AWS で利用している Amazon Linux では、「Stack Guard Page 迂回の脆弱性」への対策済みのパッケージが配布されています。すでに稼働中のインスタンスでは、お客様自身の手でアップデートをお願いいたします。
Movable Type for AWS が稼働するインスタンス上で、次のコマンドを実行してください。
$ sudo yum clean all
$ yum update kernel glibc
コマンドが正常に実行されるとシステムが再起動します。
Apache HTTP Web Server における複数の脆弱性に対するアップデートについては、現時点で対応済みのパッケージが提供されていないため、配布され次第、アップデートを行ってください。
以上です。