Movable Type 7 リリース以降に発見された問題を解消した修正バージョンとして Movable Type 7 r.4605 の提供を開始します。また、これに伴い、Movable Type Premium および Movable Type Premium (Advanced Edition) 1.27 をリリースします。
セキュリティに関する修正が含まれますので、必ずアップデートをお願いします。
ニュース目次
セキュリティ問題の修正について
以下のセキュリティに関わる問題の修正、改善を行なっています。
- ブロックエディタの領域からスクリプトが実行できる問題を解決(Movable Type 7 / Premium のみ)
- WYSIWYGエディタの領域からスクリプトが実行できる問題を解決
Movable Type 7 r.4605 について
Movable Type 7 r.4605 は、以下においてリリースされています。
- ソフトウェア版(Movable Type / Movable Type Advanced)/クラウド版/AMI版(MT for AWS)
セキュリティ問題の修正 に加え、以下の変更を行なっています。
主な新機能・改善された機能
- プラグインの有効化・無効化操作時にログ出力を行うように
- カスタムフィールド「テキスト複数行」の入力欄の高さを広く
- サインイン失敗のログ出力を行うように
- ThemeStaticFileExtensions のデフォルトにSVGを追加
- mt-feed.cgiのパフォーマンス改善
- WYSIWYGエディタのa要素の中にdiv要素などを入れられるように改善
変更された機能
- Data APIをデフォルトオフに
r.4605/6.5.3/6.3.11以降のMTを新規インストールした場合に、システムのWebサービスで設定できる「システム全般での Data API の利用を許可する。」の初期値、およびサイト作成時に、サイトのWebサービス設定でできる「Data API のアクセスを許可する。」の初期値がオフになります。
※アップデートした際に既存のシステムでオフになることはありません。
その他、多数の修正が行われています。詳細は Movable Type 7 r.4605 リリースノートをご確認ください。
Movable Type Premium / Movable Type Premium (Advanced Edition) 1.27 について
Movable Type Premium / Movable Type Premium (Advanced Edition) 1.27 では、今回リリースされた Movable Type 7 r.4605 の変更に加えて、以下の修正が行われています。
新機能・改善された機能
- SiteSyncのFTP利用時にFTPモードを指定できるように
変更された機能
- MTAppjQuery を v2.3.12 にアップデート
修正された問題
- ContentDataImExporter のインポート時に日付が空になる問題を修正
Movable Type Premium のリリースノートはこちらです。
Movable Type 6.5.3 について
セキュリティ問題の修正 に加え、以下の変更を行なっています。
変更された機能
- Data APIをデフォルトオフに
r.4605/6.5.3/6.3.11以降のMTを新規インストールした場合に、システムのWebサービスで設定できる「システム全般での Data API の利用を許可する。」の初期値、およびサイト作成時に、サイトのWebサービス設定でできる「Data API のアクセスを許可する。」の初期値がオフになります。
※アップデートした際に既存のシステムでオフになることはありません。 - 画像品質の設定の初期値を 85 に
その他、多数の変更・修正が行われています。詳細は Movable Type 6.5.3 リリースノートをご確認ください。
Movable Type 6.5 は、EOM / EOL が 2022年5月16日 まで延長 されています。Movable Type 6 のライセンスをお持ちの方が、Movable Type 6.5 をご利用いただくには、2020年3月末までに、「Movable Type 年間メンテナンス」の購入が必要です。メンテナンス保有期間中は、Movable Type 6.5 の継続利用、Movable Type 7 へのバージョンアップのいずれも選択可能です。
年間メンテナンスはライセンスのご案内ページで購入いただけます。
Movable Type の製品ライフサイクルについては、プロダクト・ライフサイクルポリシーをご覧ください。
Movable Type 6.3.11 について
以下の変更を行なっています。
変更された機能
- Data APIをデフォルトオフに
r.4605/6.5.3/6.3.11以降のMTを新規インストールした場合に、システムのWebサービスで設定できる「システム全般での Data API の利用を許可する。」の初期値、およびサイト作成時に、サイトのWebサービス設定でできる「Data API のアクセスを許可する。」の初期値がオフになります。
※アップデートした際に既存のシステムでオフになることはありません。
その他、いくつかの修正が行われています。詳細は Movable Type 6.3.11 リリースノートをご確認ください。
それぞれの入手方法について
ソフトウェア版のアップデートを行う際は、データベースのバックアップを必ず取得したのち、上書きアップデートではなく別ディレクトリへインストールする形でのアップデートを強くおすすめします。
- ソフトウェア版 Movable Type 7 / Movable Type Premium / Movable Type Advanced のライセンスをお持ちの方
- シックス・アパート ユーザーサイトから最新版をダウンロードいただけます。
- Movable Type のライセンスをお持ちでない方
- ライセンスご案内ページから、必要なライセンスをご購入ください。
- Movable Type 6 ライセンスをお持ちで、年間メンテナンスを購入されている方
- シックス・アパート ユーザーサイトから、Movable Type 6.5 / Movable Type 7 最新版をダウンロードいただけます。
- Movable Type 6 ライセンスをお持ちで、年間メンテナンスを購入されていない方
- シックス・アパート ユーザーサイトから、Movable Type 6.3.10 のダウンロードは可能です。Movable Type 6.5 / Movable Type 7 をご利用になるには、ライセンスご案内ページにて年間メンテナンスご購入ください。
- クラウド版で Movable Type 6 / Movable Type 7 / Movable Type Premium をご利用の方
- 既にメンテナンスを実施し、自動アップデートを有効にされているすべてのお客様の環境で、Movable Type 6.5.2、Movable Type 7 r.4603、Movable Type Premium 1.25 へのアップデートが完了しています。
※ 自動アップデートは初期設定では有効です。意図的に無効にされている場合を除き、アップデートが実施されています。 - Movable Type for AWS をご利用の方
- AWS Marketplace に最新版(Movable Type 6.5.3、Movable Type 7 r.4605)を申請中ですが、ご利用中の方は、yum コマンドを利用してアップデートが利用可能です。
アップデートの詳しい手順については、下記のマニュアルをご覧ください。 Movable Type 6 for AWS からバージョンアップされる方は、下記のマニュアルをご覧ください。 - 個人無償版をご利用の方
- 個人無償版ダウンロードフォームより再度お申し込みいただき、改めてダウンロードしてご利用ください。
その他、Movable Type の詳細は、製品サイトをご覧ください。