Movable Type に発見された不具合の修正および多数の改善を行ったバージョン Movable Type 7 r.5501 の提供を開始します。また、これに伴い、Movable Type Premium 1.59 をリリースします。
本リリースにはセキュリティに関する修正が含まれますので、必ずアップデートをお願いします。
ニュース目次
セキュリティ問題の修正について
- 管理画面に存在した複数のクロスサイトスクリプティング脆弱性を修正(CVE-2023-45746)
なお、Movable Type クラウド版において HTTP/2 Rapid Reset 脆弱性の影響は受けません。
Movable Type / Movable Type Advanced 7 r.5501 について
セキュリティ問題のほか、多数の修正および機能改善を行なっています。また、ソフトウェア版、AMI版 には、クラウド版 Movable Type 7 r.5405 のアップデート内容も含まれています。
- 記事やコンテンツデータの複数行テキストに指定されているテキストフォーマットを取得できる MTTextFormat タグを追加
- Data API の JavaScript SDK に v5, v6 を追加
- Smarty を 4.3.2 にアップデート
- adodb を 5.22.6 にアップデート
- 管理画面の bootstrap5 対応テーマの名称を admin2023 に変更
- jQuery を 3.7.0 にアップデート
- TinyMCE 6 を 6.5.1 にアップデート
- 検索結果が125件を超えているときに「最初の125件の結果を表示します」のメッセージを検索結果の下にも表示するように
- [クラウド版] Movable Type クラウド版のPHPをバージョン 8.2.11 に変更
- [クラウド版] Apache httpd を 2.4.58 にアップデート
そのほか多数の修正を行なっています。詳細はリリースノートをご参照ください。
Movable Type Premium / Movable Type Premium (Advanced Edition) 1.59 について
セキュリティ問題の修正を含む Movable Type 7 r.5501 の修正にくわえて、いくつかの修正および改善を行なっています。
- コンテンツデータで Workflow を利用時、特定の操作を行うと 「日付と時刻」フィールドの値が空白になる不具合を修正
- SitemapNavigator に表示されているフォルダーを右クリックして「アセットをアップロード」を選択してもアップロード先にフォルダ名が反映されない不具合を修正
- SitemapNavigator 有効時、検索/置換にて特定の文言を検索するとエラーになる不具合を修正
- グループでサイト管理者のロールを割り当てたとき、一部のコンテンツタイプがエクスポートのリストに表示されない不具合を修正
- 一部拡張子が検索対象に含まれていない不具合を修正
- 特定の環境でFTPSによる転送が行えない場合がある不具合を修正
リリースノートもご参照ください。
それぞれの入手方法について
最新バージョンプログラムの入手方法は、お客様が購入し、シックス・アパート ユーザーサイト に登録されている Movable Type ライセンスの製品、バージョンによって異なります。登録されているライセンスをご確認ください。
ライセンスごとの入手方法は次の通りです。
- 以下のいずれかのライセンスがユーザーサイトに登録されているお客様
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・Movable Type 7
・Movable Type 6 & 7
・Movable Type 年間メンテナンス
・Movable Type Advanced
・Movable Type Premium
・Movable Type Premium (Advanced Edition)
年間メンテナンスを更新されていて、メンテナンス期限内であれば、シックス・アパート ユーザーサイトより最新バージョンをダウンロード可能です。 メンテナンス期限が切れている場合は、各製品ページよりメンテナンスをご注文ください。
Movable Type を最新のバージョンにアップグレードする手順についてはマニュアルをご覧ください。 - Movable Type 6 を含むそれ以前のバージョンのライセンスがユーザーサイトに登録されているお客様
- Movable Type 7 ソフトウェア版(99,000円税込)の新規購入が必要となります。下記のページよりご注文をお願いいたします。
※上記のライセンスには納品から1年のメンテナンスが含まれます。次年度以降1年毎にメンテナンス(33,000円・税込)を更新いただくことで、メンテナンスが継続提供される仕組みです。
Movable Type を最新のバージョンにアップグレードする手順についてはマニュアルをご覧ください。 - Movable Type ライセンス登録状況が不明な場合
- 3年以内にライセンスやメンテナンスを購入されている場合は、ライセンス購入後のお問い合わせフォームよりライセンス登録情報照会をご依頼ください。
Movable Type に対するライセンスやメンテナンスの費用のお支払いが2年以上確認いただけなかった場合、Movable Type 7 ソフトウェア版(99,000円税込)の購入をご検討ください。ライセンスのご案内ページよりご注文をお願いします。
※上記のライセンスには納品から1年のメンテナンスが含まれます。次年度以降1年毎にメンテナンス(33,000円・税込)を更新いただくことで、メンテナンスが継続提供される仕組みです。
※Movable Type ソフトウェア版 を2年以上前に購入され、一度もメンテナンスを更新されていない場合、新規ライセンスと同額のメンテナンス費用のお支払いが発生します。その場合は新規購入された方がメンテナンス期限が納品から1年後に設定され、お得になります。 - クラウド版で Movable Type をご利用の方
- すべてのお客様の環境で、アップデートが完了しています。本アップデートに基づく、お客様の作業はございません。
※ 自動アップデートは初期設定では有効です。意図的に無効にされている場合を除き、アップデートが実施されています。 - Movable Type AMI版 をご利用の方
- ご利用中の方は、yum コマンドを利用してアップデートが利用可能です。
アップデートの詳しい手順についてはマニュアルをご覧ください。 - 個人無償版をご利用の方
- 個人無償版ダウンロードフォームより再度お申し込みいただき、改めてダウンロードしてご利用ください。
その他、Movable Type の詳細は、製品サイトをご覧ください。