Movable Type クラウド版において、 Movable Type 8.3.0、Movable Type Premium 2.05 の提供を開始しました。
本リリースはクラウド版のみ対象となります。自動アップデートを有効にされているすべてのお客様の環境で、アップデートが完了しています。本アップデートに基づく、お客様の作業はございません。
※ 自動アップデートは初期設定では有効です。意図的に無効にされている場合を除き、アップデートが実施されています。
なお、Movable Type についてセキュリティに関する修正は含まれません。
ニュース目次
Movable Type 8.3.0 について
次の機能追加、修正、変更などを行なっています。クラウド版のみのリリースとなります。
主な新機能・改善された機能
- Movable Type に必要なコアモジュールが揃っているかを確認し、適切なメッセージを表示するように
- コンテンツフィールドの編集エリアに一括で開閉できるボタンを追加
- MTBlockEditor プラグインを 1.2.2 から 1.2.3 にアップデート
修正された問題、その他の変更
- 一覧テーブルのラジオボタン選択時にクリックで未選択状態にしないよう修正
- ダイナミックパブリッシングでWebP画像を埋め込んだ個別ページが正しく表示できない問題を修正
- コンテンツタイプの編集画面で新しくフィールドを追加した直後に並び替えを行うと並び替えが反映されない問題を修正
- テーマのエクスポート: オプションでコンテンツタイプを個別に選択することができない問題を修正
- 「システム」>「ウェブサーバー設定」>「ドメイン設定」にて「HSTS(HTTP Strict Transport Security)を有効にする」にチェックをして保存すると「www 有無を無視してどちらでもアクセスをできるようにする。」のチェックが外れてしまう問題を修正
- Apache HTTP Server 2.4.59 を 2.4.61 へバージョンアップ
- TinyMCE6 を 6.8.3 に更新
- PHP8.3環境での Movable Type の動作を確認
このほかにも多数の修正・改善を行なっています。詳細はリリースノートをご確認ください。
Movable Type Premium 2.05 について
Movable Type Premium 2.05 では、Movable Type 8.3.0 のリリースノートの内容に加えて次の修正を行なっています。クラウド版のみのリリースとなります。
主な新機能・改善された機能
- [SiteSync] SiteSyncプラグインでS3配信が利用できるように
- SiteSyncでの同期完了時、AWS CloudFront のキャッシュをクリアするプラグインCloudFrontInvalidatorForSiteSync を追加
- [SiteSync] 過去の同期ログを削除することができる機能を追加
修正された問題
- [SiteValidator] コンテンツデータ編集画面でSiteValidatorの「表示」リンクが機能しない不具合を修正
- [SiteSync] 選択ファイル同期でディレクトリが展開できない場合がある不具合を修正
- [SiteSync] 選択ファイル同期で同期されない場合がある不具合を修正
- [RevisionDiff] MTBlockEditorで編集した領域の差分が正常に表示できていなかった不具合を修正
- [SiteSync] アーカイブテンプレートが存在しない記事を日時指定で公開したとき、同期タスクが作成されるが、この同期タスクが実行されない不具合を修正
このほか、詳細はリリースノートをご確認ください。