プレスリリース

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＜プレス・リリース資料＞
2004年5月14日 東京発：

ウェブログ・ソフト大手のシックス・アパート株式会社（本社東京都港区、関 信浩代表取締役）は、ウェブログ・ソフト「Movable Type（ムーバブル・タイプ）」の最新版である「Movable Type 3.0日本語版」を発表しました。同製品は、米国で13日に発表されたMovable Type 3.0（英語版）のローカライズ版で、今回はじめて日本語版として登場します。まず開発者向けのバージョン「Movable Type 3.0 Developer Edition日本語版」のベータ版を5月19日にリリースし、サードパーティによる周辺ソフトの開発や、企業や個人の先進ユーザーによる評価などに使っていただく予定です。個人向けの無償版に加えて新たに登場する商用版は、追ってリリースする予定です。

Movable Typeは日本や米国で広く利用されているウェブログ構築用のサーバー・ソフトウェアで、個人だけでなく、企業ユーザーも「更新が簡単」というウェブログの特性を生かし、Movable Typeを利用したウェブサイトを構築しています（添付の資料1「Movable Typeの主な企業ユーザー」参照）。

米シックス・アパートの最高経営責任者（CEO）兼共同創業者であるミナ・トロットは、「個人にとどまらず、企業や政府機関でもウェブログの利用が急増しています。簡単で速やかに情報を更新できる点や、コミュニティを形成できることが評価されているからです」と述べています。「Movable Typeの商用版の売上げは、過去3カ月で50％、過去1年で250％も増加しました。ディズニーや国勢調査局、アバウト・ドット・コム（About.com）といった企業ユーザーは、顧客や社員とのコミュニケーションを向上させるために、Movable Typeを使っています」。

Movable Type 3.0は新たに「コメント管理機能」を搭載し、増加するスパム・コメントや誹謗・中傷コメントを未然に防ぐ複数の仕組みを提供します。具体的には、システム管理者がコメントの内容を確認してから掲載できる「モデレーション機能」や、新たに提供する認証サービス「TypeKey（タイプキー）」を使ったコメント投稿者の認証機能などを提供します。

さらに、従来からの高度なコンテンツ管理機能に加えて、コメントやトラックバックの管理が容易になったほか、ユーザー・インタフェースや標準の画面デザインも刷新し、ウェブログをより管理しやすくしました。

Movable Typeは従来どおり、個人の非商用利用については無償で提供していきます。また技術サポートや本格的な商用利用が必要な企業ユーザーなどの声にこたえて、新たにユーザー数（ウェブログ投稿者）に応じた有償の商用ライセンス体系を用意しました。商用ライセンスは、ホスティング・サービス以外の商用利用目的でご利用いただけます。さらに従来のMovable Type（英語版）のライセンス・ユーザーは、特別価格でMovable Type 3.0日本語版へアップグレードしていただけます（詳細は資料2「Movable Typeの主な価格」を参照）。

シックス・アパート社について
米シックス・アパート社は、カリフォルニア州サンマテオに本社を置き、ウェブログ・パブリッシング・システム「Movable Type」とウェブログ・ホスティング・サービス「TypePad」を提供しています。同社はベン・トロットとミナ・トロットの夫妻により2002年に設立され、株式会社ネオテニーから出資を受けています。シックス・アパート社は簡単に利用ができ、しかも高機能なツールの開発・提供を通じて、何千何万の個人や組織、企業などがインターネットをフル活用して情報発信していくことを支援しています。

シックス・アパート株式会社は、米シックス・アパート（Six Apart Ltd.）の日本法人として、ニフティ株式会社の個人向けウェブログ・サービス「ココログ」やNTTコミュニケーションズ株式会社の個人向けウェブログ・サービス「ブログ人（じん）」向けに、「TypePad」を供給しています。また「Movable Type 3.0日本語版」を、個人ユーザーから企業ユーザーまで、幅広く提供していく予定です。

シックス・アパート社やTypePad、Movable Typeについての詳しい情報は、シックス・アパートの企業ウェブログ（www.sixapart.jp）をご覧ください。

本リリースに関するお問い合わせ窓口
シックス・アパート株式会社
広報担当
電子メール：pr@sixapart.jp