プレスリリース
シックス・アパートのプレスリリースです。
シックス・アパートが、ソーシャルメディアの商用利用に対する意識調査結果を発表
ソーシャルメディアを利用した企業のマーケティングやPR活動が
インターネット先進ユーザーにどう受け入れられているかを調査
ブログ・ソフトウェアおよびサービス大手のシックス・アパート株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:関 信浩)は本日、Twitter、Facebook、ブログなどソーシャルメディア利用の動向や意識を正確に把握し、ソーシャルメディアを活用した企業のマーケティングやPR活動への効果的なフィードバックを行うことを目的に、全国のブロガーおよびブログ読者を対象とした「ソーシャルメディアの商用利用に対する意識調査」を実施しました。
プレスリリース資料
シックス・アパートが提供するブログ/メディア向けのソーシャルメディア相互連携ツール「Zenback(ゼンバック)※」の告知欄でアンケート調査を実施し、期間は2011年9月15日(木)〜9月30日(金)、有効回答数は766名でした。シックス・アパートがソーシャルメディアの商用利用に対する意識調査を行うのは、今回が初めてとなります。
※Zenbackとは、ブログなどのウェブメディアに設置して、他のブログやTwitter等ソーシャルメディアとの相互連携を実現するウィジェットです。現在、約8,000のウェブメディアに導入されており、月間の表示回数(インプレッション)は約1億7,000万です。
総括
今回の調査結果から、ソーシャルメディアを積極的に利用する先進ユーザーにとって、企業の運営するTwitterアカウント、Facebookページ、ブログに接触することは一般的な状況になっており、ソーシャルメディアを利用した企業のマーケティングやPR活動が受け入れられることがわかりました。なお今回の調査対象におけるTwitterへの登録率は93.2%で、ほとんどのユーザーがTwitterアカウントを持っており、こうしたことから、今回の調査対象はインターネット先進ユーザー層であるといえます。
ソーシャルメディアの種類別考察は以下の通りです。
Twitterキャンペーンへの参加意欲が旺盛
Twitterキャンペーンに応募したことがあるユーザーが59%と突出して多いことに加え、2回以上応募したことがあるユーザーが47.3%とリピーターも多いことから、インターネット先進ユーザー層に向けた認知度向上において、Twitterは欠かせないメディアであるといえます。
Facebookキャンペーンへの参加経験は15%にとどまる
Facebookについては、企業のFacebookページの「いいね!」ボタンを押したことがあるユーザーは55.2%、そのうちキャンペーンの応募経験者が26.5%(全体の約15%)にとどまり、ビジネスでの活用はTwitterと比較すると、まだこれからの段階といえます。
企業ブログ認知は検索エンジンよりソーシャルメディア経由が多い
企業ブログについては、信頼性のある詳細情報への期待が高く、ソーシャルメディアとはまた違ったニーズが存在することがわかりました。企業ブログ認知のきっかけは、企業ウェブサイトからの73.0%に次いで、ソーシャルメディアからの流入が38.9%で、3位の検索からの30.4%よりも多く、ソーシャルメディアとブログ間での連携の重要性が高まっていることが明らかになりました。
ソーシャルメディア利用実態調査 概要
- 調査方法:Zenbackの告知欄からアンケート回答を募集
- 調査地域:全国
- 調査対象:ブロガーまたはブログ読者
- 有効回答数:766件
- 調査期間:2011年9月15日(木)〜9月30日(金)
調査結果の詳細は、以下サイトからダウンロードいただけます。
https://www.sixapart.jp/inquiry/social-report-download.html
トピックス
企業のTwitterアカウントをフォローしたことがあるか:
- ある 75.3%
- ない 24.7%
企業のTwitterキャンペーンに参加した回数:
- 1回 11.6%
- 2〜5回 24.6%
- 6回以上 22.6%
- 0回 36.1%
企業のFacebookページを「いいね!」したことがあるか:
- はい 55.2%
- いいえ 44.8%
Facebookページのキャンペーンに何回参加したことがあるか:
- 0回 68.2%
- 1回 6.2%
- 2〜5回 13.5%
- 6回以上 6.9%
企業ブログを知ったきっかけ:
- 企業のホームページで 73.0%
- Twitterなどソーシャルメディア 38.9%
- 検索でたまたま知った 30.4%
企業ブログを読む動機:
- 企業の最新情報を受け取るため 59.5%
- 有益な情報が得られるから 53.9%
- その企業が好きだから 41.6%
【参考:回答者属性】
- 世代:10代:7.3%, 20代:25.8%, 30代:35.1%, :40代:24.6%, 50代:5.8%, 60代以上:1.4%
- 男女比:男性:81.2%, 女性:18.8%
- ソーシャルメディアの利用頻度(1日1回以上):Twitter: 74.3%, ブログ: 55.1%, Facebook: 43.7%
シックス・アパート株式会社について
シックス・アパート株式会社は、インフォコム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本 員裕)の子会社として、全国300以上の加盟を誇るパートナー制度「ProNet」の加盟企業、および「ProNet SOHO」加盟の個人事業者や小規模法人を通じ、個人から法人まで幅広いブログ・ソリューションを提供しています。個人のブログから多数のメンバーで運営するソーシャルメディアまで、様々なシーンでのウェブサイト構築・運営・管理を支援するソーシャル・パブリッシング・プラットフォーム「Movable Type」、社内システムとの連携機能を強化した「Movable Type Advanced」、ブログ・サービス「TypePad」を提供しているほか、TypePadのOEM版である「TypePadライセンス」により、ニフティの「ココログ」やNTTコミュニケーションズの「ブログ人(じん)」など多数のブログ・サービスに活用いただいています。
シックス・アパートでは、製品・サービス提供のほか、メディア事業としてブログ・メディアの構築コンサルティングや収益化サービスを提供しています。ソーシャルメディアを活用したマーケティング・プラン「sazanami(サザナミ)」と、ソーシャルメディアとの相互連携を支援するツール「Zenback(ゼンバック)」および「Zenback」を企業・法人ニーズにあわせて強化したサービス「Zenback BIZ(ゼンバック・ビズ)」がご利用いただけます。「Zenback」はアイティメディア株式会社など企業や有力ブロガーなど幅広いユーザーに採用いただいており、月間の表示回数(インプレッション)は1億7,000万を超えています(2011年8月現在)。さらに、ソーシャルメディアを活用したコミュニケーション製品の新ブランド「Lekumo(ルクモ)」を発表し、その第一弾としてTwitterやFacebook等のソーシャルメディアを利用した商品キャンペーンサイトを簡単に立ち上げることができるサービス「Lekumo(ルクモ) キャンペーンビルダー」を2011年10月26日より提供します。また、シックス・アパートが開発したOpenID技術の国内における普及・利用促進のためOpenIDファウンデーション・ジャパンに参画しています。詳しい情報は、http://www.sixapart.jpをご覧ください。
本資料に関する報道関係の皆様からのお問い合わせ窓口
シックス・アパート株式会社 広報担当
電話番号:03-5549-2171(広報)
電子メール:pr@sixapart.jp
本資料に関する一般の皆様からのお問い合わせ窓口
https://www.sixapart.jp/inquiry/
Six Apart、Movable Type、TypePad、Zenback、sazanamiはSix Apart Ltd.の登録商標です。TypePadはTypePad, Inc.の登録商標です。本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。