プレスリリース
シックス・アパートのプレスリリースです。
シックス・アパートが、CMSの最新版 Movable Type 6 をベースとした Movable Type Advanced を本日より出荷開始
~ 新機能「Data API」が Movable Type Advanced でも利用可能に
「サーバー配信機能」で情報漏洩を防ぎ、セキュリティリスクも低減 ~
ブログ・ソフトウェアおよびサービス大手のシックス・アパート株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:関 信浩)は、CMS(コンテンツ管理システム)の最新版「Movable Type 6」をベースにした、エンタープライズ・大規模サイト向けの上位版「Movable Type Advanced」を本日より出荷開始しました。
プレスリリース資料
「Movable Type Advanced」は、「Movable Type」をベースに、エンタープライズでの利用や、大規模サイト、社内情報共有サイトでの利用に合わせて機能を拡張した製品です。ベースとなる最新版の「Movable Type 6」では、さまざまなプログラム言語からREST(*1)で「Movable Type」にアクセスし、データの取得や更新ができるData APIを新たに搭載しています。これにより、「Movable Type」をウェブアプリケーションやスマートフォンアプリケーションのバックエンドとして使うことも可能となり、サイト上でのダイナミックなコンテンツの組み込みも容易になりました。このAPIを利用したスマートフォン用アプリケーション「Loupe(ルーペ)」も同梱。アクセス状況の確認や、記事公開の承認、画像などのアップロードが行えます。また、ダッシュボードでGoogle Analyticsとの連携も可能になりました。
最新版の「Movable Type Advanced」では、こうした「Movable Type 6」の全機能が利用できるほか、「サーバー配信機能」の搭載により、「Movable Type Advanced」で生成されたコンテンツを外部のサーバーへ配信して公開できるようになりました。コンテンツ公開サーバーには、「Movable Type Advanced」のインストールが不要となり、不正アクセスなどのセキュリティリスクを低減することができます。「Movable Type Advanced」がインストールされたサーバーをステージング環境として利用したり、コンテンツのバックアップ元として利用することも可能です。
*1 REST:分散システムにおいて複数のソフトウェアを連携させるのに適した設計原則の集合、またはそれをウェブに適用したソフトウェアの設計様式のこと。
Movable Type Advanced 概要
基本の機能
「Movable Type Advanced」では、「Movable Type 6」に搭載されている機能がすべて利用可能です。また、これまで「Movable Type Advanced」で提供していた、LDAPによる認証機能や、グループによるユーザー管理、CSVによるユーザー一括登録なども、引き続きすべてご利用いただけます。Windows Azureにも対応しているほか、Oracleデータベース、Microsoft SQL Serverなどの商用データベースとの連携も可能です。
追加された機能
- サーバー配信機能
- Movable Type Advanced で生成されたコンテンツを外部のサーバーへ配信して公開できます。
- Microsoft IISサーバーのFastCGI(*2)に対応
- Microsoft IIS(Internet Information Services)サーバーで、 FastCGIを利用できるようになりました。FastCGIを利用すると、「Movable Type」の管理画面を快適に操作することができます。
- Internet Explorer 11に対応
- Internet Explorer 11への対応を行いました。Microsoft の新しいブラウザである Internet Explorer 11でも快適に動作します(Modern UIは非推奨となります)。
動作環境
- サーバーOS
- Linux/Solaris/UNIX/BSD
Mac OS X
Windows Server 2008 R2/Windows Server 2012 - ウェブサーバー
- Apache、Microsoft IIS、nginx(CGIもしくはPSGI実行環境が別途必要)
- データベース
- MySQL バージョン5.0 以上、Oracle Database 11g R2、Microsoft SQL Server 2012(動作確認環境 Windows Azure SQLデータベース)
- サーバーソフトウェア
- Perl 5.8.1 以上、PHP 5.x 以上
- クライアント環境
- Internet Explorer 8~11
Safari 5.1 以降(最新版を推奨)
Mozilla Firefox 8 以降(最新版を推奨)
Google Chrome(最新版を推奨)
*2 FastCGI:CGI(Common Gateway Interface)の高速化・負荷を軽減するための動作仕様のひとつ。
価格
無制限ユーザー・無制限サーバー:189万円(税込)
年間メンテナンス: 25万2,000円(税込)
アカデミックライセンス:100万8,000円(税込)、メンテナンス20万1,600円(税込)
出荷開始
2014年1月15日
Movable Type Advanced ご案内・購入サイト
製品の詳細、購入、お問い合わせについてはウェブサイトをご参照ください。
■Movable Type について
Movable Typeは、2001年にサンフランシスコで誕生して以来、進化を続けているブログ・CMSプラットフォーム製品です。個人や企業のブログにとどまらず、大企業の数万ページに及ぶ大規模サイトまで、商用版製品が日本国内で5万サイト以上に導入されています。最新版の「Movable Type 6」は、これまでのバージョンで作り上げてきた安定したコア・アーキテクチャ、柔軟なウェブサイト制作を可能にするテンプレート言語、使いやすいインターフェイスはそのままに、APIとJavaScriptライブラリーの提供により、さらに柔軟なサイト制作および運用が可能になりました。また、APIを利用した新しいウェブアプリケーション「Loupe(ルーペ)」を提供します。 https://www.sixapart.jp/movabletype/
■Movable Type Advancedについて
「Movable Type Advanced」は、ウェブサイト管理ソフトウェアの最新版「Movable Type 」をベースに、大規模サイトや社内情報共有サイトでの利用に向けて機能を拡張する製品です。コンテンツ、デザイン、ユーザーをウェブサイトの目的にあわせて柔軟にカスタマイズし、Oracle DatabaseやMicrosoft SQL Server、ディレクトリサーバーなどのプラットフォームと組み合わせて大規模なウェブサイトを構築・運用・管理することができます。親会社、子会社、関連会社との共同利用や、フランチャイズチェーンおよび複数の企業が参加する団体や協会での利用などに適しています。 https://www.sixapart.jp/movabletype/solutions/mta.html