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こんにちは。シックス・アパートの関です。

先日、Movable Type（MT）の「プラグイン開発」に絞り込んだ初の書籍「Movable Type プラグイン開発入門」（ラトルズ刊）が発売されました。ハンドルの「CHEEBOW」の方がもしかしたら有名かもしれない関根元和さんが書かれた書籍です。

関根さんとは、MT 3の日本語化を担当していただいたときからのお付き合いで、さまざまなMT関連書籍を書いていただいていました。今回は「初のプラグイン開発書籍」ということで、私も関根さんの書籍へ「初の推薦文」を書かせていただきました（笑）。なお推薦文はオビに出ていますので、実際の書籍を手に取らないと読めませんが...。

関根さんは実際に多数のMTプラグインを開発されており、ご自身の所属するエムロジック株式会社での実験的プロジェクトエムロジック放課後プロジェクトで公開されています。「こんなプラグインはないのかな？」というときには、シックス・アパートのMovable Type プラグインディレクトリとあわせて、是非チェックしてみてください。

さて肝心の書籍の内容ですが、Movable Typeのプラグインで実現できる機能の説明から始まり、プラグイン開発環境の構築から、プラグインを作成するのに必要な知識、実際のサンプルを通したプラグインの作成方法など、タイトル通り「Movable Typeのプラグインを開発しよう！」と思った方が、実際に開発するために通るべき道が、詳しく解説されています。

もちろんプラグインを作るためには、プログラミング言語は避けて通れません。Movable TypeはPerlで書かれており、プラグインも基本的にはPerlで記述する必要があります（一部PHPが必要になることもあります）。

ただMTのプラグイン開発で実装する機能は、必ずしも高度なロジックが必要になるものばかりではありません。「MTでこんな事ができたらいいのに」、「こういうの、プラグインでできそうなのに...」と日ごろ感じてらっしゃるウェブデザイナーのみなさま！ 本書をきっかけに、プログラミングの面白さを「MTプラグイン開発」を通じて体験してみてはいかがでしょうか（せっかくなので私も6年ぶりにプラグインを書いてみるかも！）。