広報ブログ
シックス・アパートの広報より、社内のさまざまなトピックをお届けします。
YAPC::Asia Tokyo 2009 で講演させていただきました
こんにちは。TypePad開発エンジニアの重田です。今回は広報ブログにゲストとして書かせていただきます。
去る 2009年9月10日、11日(前夜祭が9日)に東京工業大学でYAPC::Asia Tokyo 2009 が開催されました。YAPC とは Yet Another Perl Conference の略で「もうひとつの Perl カンファレンス」という意味です。もともとは米国で Perl Conference というイベントがあって、その分流として YAPC ができました。YAPC は世界各国へ伝わり、アメリカの様々な州の他にもヨーロッパやロシアなど様々な国で開催されています。ここ日本では YAPC::Asia Tokyo という名前で 2006 年から毎年開催されています。
COBOL や C、Basic や Ruby、PHP などと同様に Perl は開発言語です。Movable Type に触れたことのある皆さんならご存知だと思いますが、Movable Type は Perl で作られています。もちろん TypePad や Vox も Perl で作られています。まさに Perl はシックス・アパートの技術の支えになっています。
シックス・アパートと Perl はそういう関係ですから、毎年 YAPC::Asia のスポンサーとして賛同しており、今回のメイン会場の東京工業大学の講堂を Six Apart 講堂としてサポートさせていただきました。
Six Apart 講堂の入り口では、シックス・アパート飴とWe [love] blog のステッカーをお配りしていました。
今年は弊社より、宮川と私(重田)の 2 名のエンジニアが講演しました。
- 宮川
- (PSGI は松野さんとの共作)
シックス・アパートをご存知の方はどれだけいらっしゃいますか?と質問しているところです。
宮川は Perl の今話題の最先端の技術 AnyEvent や新世代デスクトップ・アプリケーションの Remedie を紹介しました。私はシックス・アパートの開発プラットフォームと働き方についてとロードバランサー Perlbal を紹介しました。
特に「シックス・アパート・フレームワーク」では参加者の方から多数のご質問をいただきました。私は技術的なご質問をいただくと思っていましたが、開発でのコミュニケーションなどに質問が集中したのがとても興味深かったです。私の講演をご覧いただいた方からは「開発プロセスについてもっと話を聞きたかった」というお声をいただきましたので今後何らかの形でご紹介できればと思っています。
私はエンジニアですので先端技術にはとても興味があります。Perl の世界では先端技術にいち早く挑戦するハッカーがとても多いです。YAPCはそんな先端技術を知る場としてとても有益なところだと感じます。今年は AnyEvent や Catalyst あたりが多く話題に上っていました。実はシックス・アパートは Vox や新しい TypePad で Catayst を使っています。バックエンドで AnyEvent を利用しはじめています。
これからも先端技術を取り入れながら使いやすい製品をご提供していきたいと思います。これからのシックス・アパートの製品にご期待ください。
(この週末で参加者の皆さんがたくさんのレビューをアップロードされているようです。YAPC::Asia Tokyo 2009 のサイトでは yapcasia2009 というタグで公開することをオススメしています。検索エンジンやソーシャルブックマークなどで yapcasia2009 を検索していただくと色々と情報が入手できると思います。ご興味のある方は検索してみてください。)