広報ブログ
シックス・アパートの広報より、社内のさまざまなトピックをお届けします。
オフィス外で働くコストをカバー 毎月1.5万円の「SAWS手当」を紹介します #週刊SA
新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が進み、自宅で働くことでかかるコストをサポートするために手当を出す企業が増えています。
それもそのはず。在宅勤務では、今までオフィスで利用していたものをすべて自分で用意する必要があります。自宅の通信費や光熱費に加えて、仕事中の飲み物、忘れがちですがトイレットペーパーの減りも早いのが在宅勤務です。仕事しやすいデスクやイスやモニターが必要になる人もいるでしょう。こまごまお金がかかります。
シックス・アパートでは出社不要のワークスタイル「SAWS」を開始した2016年から、毎月1.5万円の「SAWS手当」を全社員に支給しています。今日の週刊シックス・アパートでは、このSAWS手当についてご紹介します。
SAWS 手当とは?
SAWS手当とは、家やコワーキングスペース、カフェなどで働くことにかかる出費を補填するための手当です。全社員一律で、毎月1.5万円支給されています。
SAWS手当のポイントは、使途自由&申請不要であることです。
SAWS 手当の使いみち
会社から全社員にパソコン貸与はもちろん、業務に応じて必要な人には携帯電話、スマートフォン、タブレット、モバイルWiFi などを貸与しています。
必要な機材は提供されている上で、自宅やリモートで働くために必要なものに自由に利用できるのがSAWS手当です。
通信費と光熱費に充当するのはもちろん、デスクやイスなどワークスペース作りにも使えます。コワーキングスペースのスポット利用料金やカフェ代に使う社員も多いです。
シックス・アパートのメンバーに聞いたところ、他にもこんな使い方がありました。
- 数ヶ月分の手当を使って木材を買って、棚付きのデスクをDIY
- 良いメッシュルーターを設置して家中すみずみまで高速通信できるようにした
- 見やすい位置にモニターを置くためにモニターアーム購入
- 姿勢良く座るための腰痛対策クッション購入
- 近所のコワーキングスペースに通うための自転車購入
申請はいりません
自宅の光熱費や通信費のうち、業務利用分を按分するのは難しいもの。カフェ代なども細かく申請するなると、申請者にも承認者にも負担です。なので、シックス・アパートでは、SAWS手当をなにに使っているかの申請は一切不要にしています。
SAWSは、それぞれの社員がプライベートを大事にしつつ快適に働くための取り組みです。手当があることで、それぞれにとって快適なワークスペース作りに自由に投資できます。イスの快適性重視な人も、コワーキングスペース派の人も(最近はなかなか行けませんが)、それよりも美味しいお茶を常備したい人もいます。
申請不要なのもあって、自分が快適に働くために必要だと思えば遠慮無く何にでも使えるのが良いところです。
SAWS手当の原資について
この手当の原資は2つあります。
ひとつは、オフィスにかかるコストです。2016年の夏に100平米以上あった赤坂オフィスから、30平米に10席だけの神保町オフィスに移転しました。家賃・光熱費を含めるとだいたい1/4くらいのコスト削減になっています。
もうひとつは、通勤手当を定期代支給から実費分のみ支給(出社した日の通勤費を実費精算)に切り替えたことです。大半の社員は月数回しか出社しないので、定期券は不要になりました。現在は、出社した日の分の通勤費を実費で支給しています。もちろん、他社訪問など業務外出の交通費についても、実費精算しています。
SAWS 手当の金額はどう決めた?
上記の原資の金額から計算しているのに加えて、かかりそうなコスト面からも考えました。
自宅の光熱費・通信費の業務利用分として数千円+環境作りのアイテム購入などを考えてざっくり1万円/月と考えました。最近、手当を始めた他社さんも似たような金額感のところが多いですね。
手当からは税金が引かれて手取りが少なくなるので、それも考慮してシックス・アパートでは1.5万円/月にしています。
2022/07/21追記:2022年7月分より、手当の金額を改定しました。詳細は以下の記事をご覧ください。
シックス・アパート、リモートワーク手当を5千円増額し毎月2万円の支給に
以上、SAWS手当の概要でした!ご参考になれば幸いです。
そして、このSAWS手当について、昨日4月27日の日本経済新聞 企業面「在宅勤務、企業負担1・3兆円」ならびに日経産業新聞「新型コロナ:スタートアップに学ぶ働き方"ニューノーマル"」記事で取り上げていただきました。
在宅勤務に切り替わり、自宅でのワークスペース作りを支援するために手当を出す企業が増えています。
シックス・アパート株式会社さんの投稿 2020年4月26日日曜日
シックス・アパートでは、2016年のSAWS開始から月1.5万円(全社員一律、リモートワーク関連なら用途自由&申請不要)を支給しています。このSAWS手当について、本日の日経新聞に掲載いただきました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58509070V20C20A4EA5000/
日経電子版に、昨日の日経産業新聞一面に掲載された記事が公開されました。
記事の後半で、2016年にはじめたSAWS手当について取り上げていただきました。出社不要のワークスタイルに切り替わり月数回出社の社員が多いため定期代支給は廃止し、出勤した日の通勤費を実費で精算しています
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58539550X20C20A4X11000/シックス・アパート株式会社さんの投稿 2020年4月27日月曜日
記事には他社の事例も書かれています。参考になれば幸いです。
では、続きはいつものシックス・アパートの最近のニュースをまとめてお知らせするコーナーです。
MovableType.net 「TAKEOUT PORTAL 応援プロジェクト」
先週4/22に発表した街の飲食店をサポートしたい人をサポートする「TAKEOUT PORTAL 応援プロジェクト」、続々と各地でテイクアウトポータルサイトが立ち上がっています。自分の街を応援したい人たちの思いが伝わってきます。
【TAKEOUT PORTAL...
MovableType.netさんの投稿 2020年4月21日火曜日
本プロジェクトに賛同し、MovableType.net やテーマを活用いただいているテイクアウトポータルサイトです。
◆ 佐久平 TAKEOUT (長野県佐久市)
◆ 銚子を応援するウェブサイト《Cheeing for Choshi》(千葉県銚子市・銚子市近隣地域)
◆ ギフ・カカミガハラTAKEOUT (岐阜県 岐阜市・各務原市近辺)
◆ 138テイクアウト(愛知県 一宮市)
◆ 守谷市・つくばみらい市テイクアウト応援サイト(茨城県 守谷市・つくばみらい市近辺)
◆ 東葛TAKEOUT OK!(千葉県 東葛エリア)
他にも、たくさんの地域でテイクアウトポータルサイトを制作されています。シックス・アパートでは、MovableType.net のFacebook ページや、Twitter アカウント などを通してこれらのサイトを紹介していきます。よろしければぜひフォローください。そして、近くの街のサイトをぜひご利用ください!
ではでは、また来週の週刊シックス・アパートでお会いしましょう。