クラウド版独自の機能について
クラウド版は、マネージド・サービスのため、サーバー設定等の自由度が制限されますが、
運用時に必要になってくるさまざまな設定を管理画面から行えるように、クラウド版独自の機能が搭載されています。
サーバー配信機能
Movable Type で生成したコンテンツを外部のサーバーへ配信して公開できます。コンテンツ公開サーバーに CMS のインストールが不要なため、不正アクセスなどのセキュリティリスクも低減。Movable Type クラウド版をステージング環境として利用したり、コンテンツのバックアップとして利用することも可能。ブログ単位でそれぞれ配信先を指定可能です。
※FTP(S)による配信のみ対応
1日1回の定期自動バックアップ
1日に1度、ウェブサイト全体を自動的にバックアップします。意図しない変更を加えてしまった場合も、前日の状態に戻すことが可能です。
※お客様側でご自身のPC等にバックアップデータをコピーしておくことで、更に過去の状態に戻すことも可能です。
自動アップデート
常に最新のバージョンに自動的にアップデートされるため、面倒な作業は不要です。アップデート前に検証をされたい場合は、設定で自動アップデートを無効化することにより、最新版のリリースから30日間、自動アップデートを止めることが可能です。
IPアドレス制限
公開しているウェブサイトおよび管理画面にアクセスできるIPアドレスを制限できます。セキュリティ強化や、イントラネットでのご利用などに活用できます。また、FTPS接続の際のIPアドレス制限も可能です。
Basic認証
管理画面上で、任意のURL(ページ)に Basic 認証を設定できます。1つのURLに対して複数の認証設定が可能になっています。
マルチドメインでの公開
ウェブサイト単位で独自ドメインの指定が、最大10件まで可能です。1契約(1つのクラウドインスタンス)で複数のドメインを用いたサイトが簡単に構築できます。
※ S4i以上のプランのみ対応。
HTTPリダイレクト
管理画面上で、任意のURLに対してリダイレクト先を設定できます。該当のページにアクセスされると、あらかじめ指定したページが表示されます。
FTPS アカウント
FTPSを利用して、プラグインやテーマ、画像など、複数のファイルの一括アップロードが可能です。FTPSのパスワードも管理画面から行えます。
独自ドメイン利用可能(SSLも可)
管理画面から独自ドメインのSSL証明書の新規導入や更新ができます。
※ドメイン取得代行、SSL証明書発行、DNSサーバーは提供していません。別途管理をお願いします。
Let's Encypt によるTLS(SSL)証明書の自動取得
独自SSL(独自証明書)はもちろん、非営利団体ISRGが無償で提供する Let's Encypt に対応し、TLS証明書を管理画面から簡単に取得して https(SSL)での公開が可能です。
MT環境変数編集機能
管理画面上から、MT環境変数を編集したり、追加・削除することが可能です(一部、利用できない環境変数があります)。
管理画面のセキュリティ
管理画面上から、管理画面のパスの設定や、Basic認証の設定が可能です。
ディスク使用量の表示
管理画面上で、ディスク使用量が確認できるようになっています。
アクセスログの取得
ウェブサイトへのアクセスログをFTPで取得可能です。アクセスログは、日毎に30日分保持されます。
Movable Type ソフトウェア版は無料トライアルが可能です。
ライセンスの購入、クラウド版の申し込みは、製品購入からお進みください。
Movable Type 全般に関しての疑問や、導入に際してのご相談など、コンサルタントに直接ご相談いただける予約制の相談会を開催しています。
Movable Type のくわしい使い方や、タグリファレンス、開発者向けのドキュメントなどは、MovableType.jp で公開しています。プラグインやテーマは、プラグインディレクトリをご覧ください。