Data API について
Movable Type には、さまざまなプログラム言語から REST/JSON で Movable Type にアクセスし、
データの取得や更新ができる Data API が搭載されています。
Data API とは?
Data API は、さまざまなプログラム言語から REST/JSON方式で Movable Type にアクセスし、データの取得や更新ができるAPIで、Movable Type 6 から搭載しています。Movable Type 7 では、新機能「コンテンツタイプ」関連のエンドポイントも追加し、API経由で操作できるようになっています。
Data API を使えば、CMSで管理しているデータを自由に呼び出すことができます。また、独自の管理画面やアプリの開発や、他のプラットフォームとの連携も容易になり、昨今のトレンドであるデカップルド・アーキテクチャー(decoupled architecture)の概念に基づくヘッドレスCMSとしての利用も可能になります。
さまざまな形式のコンテンツを、PC/スマートフォン向けのウェブサイト、各種アプリ、デジタルサイネージ、印刷物など、デバイスや出力形態を問わず使用することが容易になり、柔軟なコンテンツ運用とワンソース・マルチユースを実現します。
※ Data API は、Movable Type Advanced、Movable Type クラウド版、Movable Type AMI版 でも利用可能です。
Data API 活用事例
Data API を利用してアプリなどの開発、サイトの構築をされた開発者・Web制作者の方々からコメントをいただきました。
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東京書籍株式会社様「教えUP!」
Data API が導入されるまでは、Movable Type をウェブアプリケーションやサービスのフレームワークとして導入する場合、独自にフルスクラッチに近い形でAPIを開発する必要がありましたが、MT標準の Data API が登場し、6.1でさらに拡張されたことで、記事やコメントなどのMTに格納される標準的な情報を、APIを通じて利用する場合、開発が不要になりました。また、開発が必要になケースでも、Data API の機能に含まれているモジュールやライブラリを活用することで、工数を大幅に軽減することができるので、助かっています。
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ワンダードライビング
ワンダードライビングのリニューアル時、ちょうどMT6が発売され、Data API にトライしました。人気記事ランキングを作成する際は、Data API で Google Analytics の結果を取得できる利便性、RESTの簡便性から短期間で実装できました。当時のData APIにない機能が必要だったのですが、Data API は柔軟に拡張ができるので、プラグインを作成して全てクリア。Data API 2.0 では、サムネール作成やエントリーとアセットの紐付けもできるので、拡張プラグインも必要なくなり、さらに便利になりました。これからもData APIを活用していきます。
Data API ドキュメント
開発に役立つドキュメントを以下に用意しています。
Movable Type ソフトウェア版は無料トライアルが可能です。
ライセンスの購入、クラウド版の申し込みは、製品購入からお進みください。
Movable Type 全般に関しての疑問や、導入に際してのご相談など、コンサルタントに直接ご相談いただける予約制の相談会を開催しています。
Movable Type のくわしい使い方や、タグリファレンス、開発者向けのドキュメントなどは、MovableType.jp で公開しています。プラグインやテーマは、プラグインディレクトリをご覧ください。