Movable Type News
Movable Type 6 ベースの最新版 Movable Type Advanced を提供開始、同時に Movable Type 6.0.2 をリリース
Movable Type Advanced は、Movable Type をベースに、エンタープライズでの利用や、大規模サイト、社内情報共有サイトでの利用に合わせて機能を拡張した製品です。
本日、最新バージョンの Movable Type 6 をベースにした Movable Type Advanced の提供を開始しました。
ベースとなる Movable Type 6 では、さまざまなプログラム言語からRESTで Movable Type にアクセスし、データの取得や更新ができる Data API を新たに搭載しています。これにより、Movable Type をウェブアプリケーションやスマートフォンアプリケーションのバックエンドとして使うことも可能となり、サイト上でのダイナミックなコンテンツの組み込みも容易になりました。
このAPIを利用したスマートフォン用アプリケーション「Loupe(ルーペ)」も同梱。アクセス状況の確認や、記事公開の承認、画像などのアップロードが行えます。また、ダッシュボードでGoogle Analyticsとの連携も可能になっています。
これらを含む Movable Type 6 の全機能が利用できるほか、Movable Type Advanced では、さらに「サーバー配信機能」を搭載。Movable Type Advanced で生成されたコンテンツを外部のサーバーへ配信して公開できるようになりました。
「サーバー配信機能」を利用すれば、コンテンツ公開サーバーには、Movable Type Advanced のインストールが不要となり、不正アクセスなどのセキュリティリスクを低減することができます。さらに、Movable Type Advanced がインストールされたサーバーをステージング環境として利用したり、コンテンツのバックアップ元として利用することも可能です。
サーバー配信機能
Movable Type Advanced 概要
基本の機能
Movable Type Advanced では、Movable Type 6 に搭載されている機能がすべて利用可能です。また、これまで Movable Type Advanced で提供していた、LDAPによる認証機能や、グループによるユーザー管理、CSVによるユーザー一括登録なども、引き続きすべてご利用いただけます。Windows Azure にも対応しているほか、Oracleデータベース、Microsoft SQL Serverなどの商用データベースとの連携も可能です。
追加された機能
- サーバー配信機能
- Movable Type Advanced で生成されたコンテンツを外部のサーバーへ配信して公開できます。
- Microsoft IISサーバーのFastCGIに対応
- Microsoft IIS(Internet Information Services)サーバーで、 FastCGIを利用できるようになりました。FastCGIを利用すると、Movable Type の管理画面を快適に操作することができます。
- Internet Explorer 11に対応
- Internet Explorer 11への対応を行いました。Microsoft の新しいブラウザである Internet Explorer 11でも快適に動作します(Modern UIは非推奨となります)。
動作環境
- サーバーOS
- Linux/Solaris/UNIX/BSD
Mac OS X
Windows Server 2008 R2/Windows Server 2012 - ウェブサーバー
- Apache、Microsoft IIS、nginx(CGIもしくはPSGI実行環境が別途必要)
- データベース
- MySQL バージョン5.0 以上、Oracle Database 11g R2、Microsoft SQL Server 2012(動作確認環境 Windows Azure SQLデータベース)
- サーバーソフトウェア
- Perl 5.8.1 以上、PHP 5.x 以上
- クライアント環境
- Internet Explorer 8~11
Safari 5.1 以降(最新版を推奨)
Mozilla Firefox 8 以降(最新版を推奨)
Google Chrome(最新版を推奨)
出荷開始
2014年1月15日
詳細・ご購入・お問い合わせは、Movable Type Advanced のご案内ページをご覧ください。
CMS機能強化プラグイン PowerCMS が、ライセンス価格据え置きで提供される Movable Type Advanced + PowerCMS もご利用いただけます。
Movable Type 6.0.2 の提供を開始
また、同時に Movable Type 6.0.2(ソフトウェア/クラウド)をリリースしました。Internet Explorer 11 への対応、Microsoft IIS サーバーの FastCGI への対応などを行っています(Movable Type / Movable Type Advanced 共通)。
本リリースには、セキュリティに関する修正は含まれません。
6.0.2 のアップデートの詳細は、リリースノートをご参照ください。
提供を開始するバージョン
- Movable Type 6.0.2
ライセンスのご購入
Movable Type 6 のライセンスは、以下のページから入手いただけます。
Movable Type のくわしい使い方や、タグリファレンス、開発者向けのドキュメントなどは、MovableType.jp で公開しています。プラグインやテーマは、プラグインディレクトリをご覧ください。