Movable Type News
Movable Type 8.0.5 / 8.4.0 / 7 r.5505、Movable Type Premium 2.06 / 1.64 の提供を開始
多数の機能改善および修正を行なった Movable Type 8.0.5(LTSバージョン)、8.4.0 および一部の不具合修正を行なった Movable Type 7 r.5505 の提供を開始しました。
あわせて Movable Type Premium 2.06(LTSバージョンの Movable Type 8.0.5 ベース / Movable Type 8.4.0 ベース)、1.64(Movable Type 7 r.5505 ベース)もリリースしています。
いずれも Movable Type 本体のセキュリティに関する修正は含まれませんが、リッチテキストエディタ で使用している TinyMCE において、いくつかのセキュリティ対策を行なっています。
ニュース目次
Movable Type 7 r.5505 について
Movable Type 7 は先日EOM(End of Maintenance:メンテナンス終了)となっていますが、Movable Type 7 r.5505 では運用に支障があると思われる不具合の修正や、TinyMCE のセキュリティ対策を行なっています。
リリース対象
- ソフトウェア版
- クラウド版(Movable Type 7 プランの新規提供は終了しています)
- AMI版(Movable Type 7 のAWS Marketplaceでの新規提供は終了しています)
- コンテンツタイプ型コンテンツフィールドのコンテンツデータの選択画面が正常に表示されない問題を修正
- MTArchiveTitle タグの出力内容の「年」がアーカイブによって数値文字参照になる問題を修正
- サイトのエクスポートでサイトを選択したあとにリセットしても選択されたブログIDが残る問題を修正
- 記事アセットのサムネイル表示が邪魔でアセット編集画面に移動できない問題を修正
- コンテンツタイプが多い時の、ロールの新規作成画面・編集画面の処理時間改善
- TinyMCE6 プラグインの TinyMCE を 6.8.4 にアップデート
- TinyMCE5 プラグインで noscript 要素の挿入を無効に
- TinyMCE5 プラグイン、TinyMCE6 プラグインオブジェクトの埋め込みによるXSSを抑制
主な修正
セキュリティ上の修正、改善
このほか、多数の修正を行なっています。詳細はリリースノートをご確認ください。
Movable Type 8.0.5 について
Movable Type 8.0 は、ソフトウェア版、AMI版で提供されるLTS(Long-Term Support)バージョンとなっています。Movable Type 8.0.5 では、多数の機能改善と修正、TinyMCE のセキュリティ対策などを行なっています。
リリース対象
- ソフトウェア版
- AMI版
主な改善・修正
- Smarty を 4.3.4 から 4.5.3 にアップデート
- ADOdb を 5.22.6 から 5.22.7 にアップデート
- MTBlockEditor プラグインを 1.2.2 から 1.2.4 にアップデート
- サイトのインポート時に公開ファイル情報のインポートをスキップするオプションを用意
- 処理速度改善のためファイルアップロード時にファイルのメタ情報を取得する回数を減らすように
- テーマのエクスポートの オプションでコンテンツタイプを個別に選択できるように
- コンテンツタイプ型コンテンツフィールドのコンテンツデータの選択画面が正常に表示されない問題を修正
- ライセンス確認画面で、すでにライセンスが登録されているときに、別のライセンスキーに変更しようとするとエラーが発生することがあった問題を修正
- MTArchiveTitle タグの出力内容の「年」がアーカイブによって数値文字参照になる問題を修正
- コンテンツタイプの編集画面で新しくフィールドを追加した直後に並び替えすると並び替えが反映されない問題を修正
- 優先アーカイブマッピングがない状態で既存のアーカイブマッピングを優先するようにできない問題を修正
- コンテンツタイプが多い時の、ロールの新規作成画面・編集画面の処理時間改善
- [クラウド版 / Movable Type Advanced] サーバー配信においてパッシブモードで接続ホストを強制的に使用するモードを追加
- [クラウド版 / Movable Type Advanced] サーバー配信で「すべてのファイルを配信する」のチェックボックスの項目名を「更新のないファイルも配信する」に変更
- [クラウド版 / Movable Type Advanced] デフォルトで S3 / R2 へのサーバー配信を無効に
セキュリティ上の修正、改善
- TinyMCE6 プラグインの TinyMCE を 6.8.4 にアップデート
- TinyMCE5 プラグインで noscript 要素の挿入を無効に
- TinyMCE5 プラグイン、TinyMCE6 プラグインオブジェクトの埋め込みによるXSSを抑制
動作環境の更新
ソフトウェア版
- PHP 8.3 での動作を確認
- Perl 5.40 での動作を確認
クラウド版
- Perl のバージョンを 5.38.2 に変更
このほか、多数の機能改善および修正を行なっています。詳細はリリースノートをご確認ください。
Movable Type 8.4.0 について
Movable Type 8.4.0 は、多数の不具合の修正と多数の機能改善、TinyMCE のセキュリティ対策などを行なっています。8.1系 / 8.2系 / 8.3系はクラウド版のみで提供してるため、ソフトウェア版とAMI版では、8.0系以降最初のマイナーバージョンアップとなります。
リリース対象
- クラウド版
- ソフトウェア版
- AMI版
主な改善・修正
- Smarty を 4.3.4 から 4.5.3 にアップデート
- MTBlockEditor プラグインを 1.2.2(クラウド版は1.2.3) から 1.2.4 にアップデート
- コンテンツタイプのブロックエディタで画像ブロックから出力されるHTMLのimg要素にheight属性を追加
- ライセンス確認画面で、すでにライセンスが登録されているときに、別のライセンスキーに変更しようとするとエラーが発生することがあった問題を修正
- 記事アセットのサムネイル表示が邪魔でアセット編集画面に移動できない問題を修正
- コンテンツタイプが多い時の、ロールの新規作成画面・編集画面の処理時間改善
- 初期サイト作成時に必須項目を埋めないとスキップできない問題を修正
- [クラウド版 / Movable Type Advanced] サーバー配信で「すべてのファイルを配信する」のチェックボックスの項目名を「更新のないファイルも配信する」に変更
- [クラウド版 / Movable Type Advanced] デフォルトで S3 / R2 へのサーバー配信を無効に
セキュリティ上の修正、改善
- TinyMCE6 プラグインの TinyMCE を 6.8.4 にアップデート
- TinyMCE5 プラグインで noscript 要素の挿入を無効に
- TinyMCE5 プラグイン、TinyMCE6 プラグインオブジェクトの埋め込みによるXSSを抑制
動作環境の更新
ソフトウェア版
- PHP 8.3 での動作を確認
- Perl 5.40 での動作を確認
クラウド版
- Perl のバージョンを 5.38.2 に変更
このほか、多数の機能改善および修正を行なっています。詳細はリリースノートをご確認ください。
Movable Type Premium 1.64 について
Movable Type Premium 1.64 / Movable Type Premium (Advanced Edition) 1.64 では、Movable Type 7 r.5505 の内容に加えて、いくつか修正・変更を行っています。
リリース対象
- クラウド版(Movable Type Premium 1.6系 プランの新規提供は終了しています)
- ソフトウェア版
- [PremiumSearch] インストール時にデフォルトでプラグインが有効となっていた問題を修正(ソフトウェア版のみ)
主な改善・修正
詳細はリリースノートをご確認ください。
Movable Type Premium 2.06 について
Movable Type Premium 2.06 は、LTSバージョンの Movable Type 8.0.5 ベースと、Movable Type 8.4.0 ベースがあります。それぞれ Movable Type の修正内容に加えて、いくつか修正・変更を行なっています。
リリース対象
- クラウド版(Movable Type 8.4.0 ベース)
- ソフトウェア版(Movable Type 8.0.5 ベース / Movable Type 8.4.0 ベース)
主な改善・修正
- MTAppjQuery を v3.1.0 にアップデート
- [Workflow] 編集制限をワークフロー側で制御しないよう設定できる機能を追加
- [PremiumSearch] インストール時にデフォルトでプラグインが有効となっていた問題を修正
- [PremiumOpenSearch] インストール時にデフォルトでプラグインが有効となっていた問題を修正
詳細はリリースノートをご確認ください。
それぞれの入手方法について
ソフトウェア版のアップデートを行う際は、データベースのバックアップを必ず取得したのち、上書きアップデートではなく別ディレクトリへインストールする形でのアップデートを強くおすすめします。
- ソフトウェア版 Movable Type (Advanced) / Movable Type Premium (Advanced Edition)のライセンスをお持ちの方
- シックス・アパート ユーザーサイトから最新版をダウンロードいただけます。 Movable Type を最新のバージョンにアップグレードする手順についてはマニュアルをご覧ください。
- ソフトウェア版 Movable Type (Advanced) / Movable Type Premium (Advanced Edition) のライセンスをお持ちでない方
- ライセンスご案内ページから、必要なライセンスをご購入ください。
- ソフトウェア版 Movable Type (Advanced) / Movable Type Premium (Advanced Edition) のライセンスをお持ちで、年間メンテナンスを継続せず期限が切れている方
- 最新バージョンご利用になるには、必要な期間分の年間メンテナンスもしくは新規でライセンスをご購入ください。
- クラウド版で Movable Type / Movable Type Premium をご利用の方
- ご利用のお客様の環境において既にメンテナンスを実施し、自動アップデートを有効にされているすべてのお客様の環境でアップデートが完了しています。
※ 自動アップデートは初期設定では有効です。意図的に無効にされている場合を除き、アップデートが実施されています。 - Movable Type AMI版 をご利用の方
- AWS Marketplace には登録申請済です。AWS による審査後に公開されます。購入の詳細は Movable Type AMI版 のページをご覧ください。Amazon Linux 2023 / Amazon Linux 2 ベースの Movable Type AMI 版をご利用中の方は、Movable Type 8 へのアップグレードが可能です。
アップデートの詳しい手順についてはマニュアルをご覧ください。 - 個人無償版をご利用の方
- 個人無償版ダウンロードフォームより再度お申し込みいただき、改めてダウンロードしてご利用ください。
その他、Movable Type の詳細は、製品サイトをご覧ください。
Movable Type のくわしい使い方や、タグリファレンス、開発者向けのドキュメントなどは、MovableType.jp で公開しています。プラグインやテーマは、プラグインディレクトリをご覧ください。